クラウドソーシング大手のランサーズを皆さんはご存知でしょうか。
実はこのランサーズが2018年6月11日にフリーランスとして働いている方向けの住宅支援を開始しました。
今コミュニティの場として人気の高いシェアハウスに続き、また新しいコミュニティの形となっていきそうです。
ランサーズがフリーランスに向け、住宅支援事業を開始
クラウドソーシング事業などを手がけるランサーズは、個人が独立して仕事をする「フリーランス」のコミュニティーづくりを支援するマンションの展開を始める。
日本経済新聞 2018/06/11
ランサーズ、フリーランス向け住宅
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO31591990R10C18A6XY0000/
ランサーズとは、仕事を依頼したい企業さんと仕事を受注したい個人(フリーランス)の方を繋ぐマッチングサイトのことです。
ランサーズを通すことで、仕事の依頼主と受注者が顔を合わせることなく仕事の納品や報酬の受け渡しを可能としています。
クラウドソーシング大手ともいえるランサーズが フリーランスの方向けに住宅支援事業を開始 しました。
ウィルグループが運営している世田谷にあるエンジニアやクリエイター向けの賃貸住宅『TECH RESIDENCE beta FUTAKOTAMAGAWA(テックレジデンス ベータ二子玉川)』にフリーランスの入居を斡旋。
ランサーズが定める基準を満たしたフリーランスは、24カ月の間家賃が3000円引きになり、入居の際の礼金も無料になるようです。
増加するフリーランス人口
ランサーズが画調査したデーターによると、 2015年には913万人とされていたフリーランス人口が、2018年に入り1119万人 フリーランスの経済規模は20.1兆円もあり去年に比べ9%も増加しているようです。
急速に拡大しているフリーランスですが、実は問題も抱えているのが現状です。
フリーランスが集まる住宅により働きやすい環境へ
今回のランサーズはフリーランスの賃貸住宅支援といった施策に出ましたが、このような新しいコミュニティの場を作ることは、いくつもの可能性が広がる手助けをしています。
フリーランスが持つ大きな悩みの緩和:孤独
フリーランスで働いている方でしたら感じたことがあるかもしれませんが、フリーで仕事をしていると個人ではどうしても請け負う仕事が限られてしまい、新しい人脈を形成するのが困難となります。
そのため連携が取りにくく、個々の力しか発揮できなくなってしまう傾向があります。
また自分のスキルがどのレベルにあるかを客観的に判断することが難しく成長しにくい環境におかれてしまうなど、 孤独により様々な不安や悩みが生じています 。
ただでさえ希薄しつつある他人とのつながりですが、個人ではたらくフリーランスには更に重く孤独という問題が重く大きくのしかかってきているのです。
今回のランサーズのこのような行動にはこれらの孤独から生じる問題を少しでも緩和し、フリーランス同士がコミュニティを形成、働き方の選択枠を多様にしてもらうというという目的があります。
入居者向けの無料講座の開催
この賃貸物件の共用部では勉強会やイベントが定期的に開催されています。
もともとエンジニアやクリエイターが集まる住宅ですので、このようなイベントによって 新しい人脈に触れ、新しい発想を持ってもらうこと、自分に足りない物に気が付いてもらうなど、何かしら仕事にいい影響を及ぼすことを期待 しているようです。
今注目されるコンセプト型住宅
以前コインオタクでも「億り人が集うシェアハウス」について取り上げましたが、同じ目的を持った人たちが集まることにより 新しい発想やビジネスが生まれ大きなビジネスチャンスとなる ことがあります。
ランサーズの様な、フリーランス向けの住宅はフリーランス市場が拡大している現在、さらに飛躍させ拡大するための起爆剤になるのは間違いないでしょう。
https://coin-otaku.com/topic/8575
日本にはブロックチェーン技術者を増やし育てる場所が必要
https://coin-otaku.com/topic/19793#i-4
この記事でも書かせていただきましたが、ブロックチェーンが拡大するスピードはどんどん加速拡大するばかりです。
にもかかわらず、ブロックチェーン技術者を育てる施設や機関、機会はいまだほとんどありません。
今、日本はコミュ二ティブームの真最中なのですから、 ブロックチェーンエンジニアを集い育成する場所を設けてしまえば人が集まり、技術者不足問題の解決 になっていくのではないかと考えられます。
ブロックチェーンで世界を変えていこうと思ってる企業がいるなら「暗号資産のシェアハウス」「フリーランスの集う住宅」に倣い「ブロックチェーンエンジニア専用シェアルーム」というものを作ると最先端を走れるかもしれませんね。
8月下旬からはEMURGOと東京理科大がハッカソンを開きブロックチェーンの実用化に向けて動き出します。
日本でブロックチェーンがもっと実用化されるためにも知識のある者同士が集える場所をどんどんつくっていくべきでしょう。
ブロックチェーン技術者の方がいましたら発信者となりコミュニティを作って頂きたいと思います。
ブロックチェーンについて知りたい方はこちら
暗号資産の未来について気になる方はこちら
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