ロビンフッドの謎のビットコインアドレス
3カ月間で11万8,300BTC(約4460億円相当)を集めたビットコインのアドレスが話題となっています。
このアドレスは「BitInfoCharts」により世界で3位の保有量とされており、米投資アプリRobinhood Markets Inc.が管理しているとArkham Intelligenceのリサーチから明らかになりました。
以前はこのアドレスが仮想通貨取引所のものではないかとの憶測がありましたが、仮想通貨メディア「Wu Blockchain」の情報により、ジェミナイがこのアドレスにビットコインを送信していることが判明しました。
また、最近のビットコイン市場の動向として、ブラックロックのビットコインETF申請やイーロン・マスク氏のスペースXによるビットコインの売却など、大口保有者の行動が注目されています。
計4460億円相当のビットコインを約3カ月で集めたアドレス、保有量は世界3位
COINPOST
ビットコイン新時代:新規クジラ(大口保有者)の登場と市場の変動
特定の仮想通貨を大量に保有する人々を「クジラ」と表現することが一般的になりました。
この3ヶ月間に、ビットコインの新しいクジラが突如として現れ、その保有量は世界で第3位に相当するものとなりました。
さらに、このクジラのアドレスは米投資アプリ「Robinhood Markets Inc.」によって管理されていることが特定されました。
一般的に、上場企業は自らの資産を公開する義務がありますが、非上場の企業や個人にはそのような義務はありません。
しかし、ブロックチェーンの全データは公開されているため、専門のリサーチ会社がある程度、保有者を特定することが可能です。
現在、1つのウォレットで10,000 BTC(約400億円相当)を保有している場合、あなたは世界ランキングで上位100位以内に入ることになります。
そして、5,000 BTC(約200億円相当)を保有すると、上位200位以内にランクインします。
クジラのアドレスからビットコインが動くとき、それは市場の大きな動きとして取り上げられるのです。
現在、取引所が多くのビットコインを保有しているクジラとなっていますが、時が経つにつれ、超富裕層の個人や一般の上場企業もランキングに名を連ねる時代が訪れるかもしれません。
今のところ、ビットコインのクジラがビットコインの世界を動かしていることは間違いありません。
Robinhood Markets Inc.が現れたことで、投資家の性質が変わりつつあることを認識し、市場の変動を引き起こすクジラの動向を追いかけるようにしましょう。
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