matchpool(マッチプール)ミートアップイベント概要
イベント概要
日時:2月13日(火)19:00~21:00
場所: BaseLayer株式会社セミナールーム
〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷3-14-5 第16スカイビル4F
Matchpool社は、恋愛系、人材紹介系、趣味・・・ など、どの市場でも発生する「人と人の出会い」をより価値の高いものにするプラットフォームを開発しています。
マッチングはどの市場でも十分に魅力的に大きいのですが、マッチプールはそれらすべての市場を取りに行く、という意欲的なプロジェクトです。
既存のマッチングアプリは、開発および運営に多額のコストがかかるため、大手企業以外のスタートアップが生き残るには、非常にニッチな領域しかありません。さらに月額で費用を徴収するモデルが主流ですが、利用者のニーズとマッチしていないケースも多いのが現状です。
今後、どのような戦略でプラットフォームを拡大していくのか。創設者に迫ります。
登壇者はマッチプールCEO Yonatan氏
Matchpool社のCEOであるYonatan氏が直々に登壇して話をしてくれます。
余談ですが、名前の日本語読みは「ヨナタン」と発音し非常に親しみやすいです。
マッチプールのトークンはGuppy(GUP)「グッピー」と読みます。
matchpool公式URL
ミートアップの様子を日本語で紹介
Matchpoolのビジョンはここに書いてある通り、 コミュニティ内の価値創造を向上させること です。これはどういうことかと言いますと、インセンティブで動くグループの形成をサポートするという形になります。ただ集まるだけ、グループだけとなるとうまく組織が動かなかったりするのですが、共通の価値やゴールがあるとより進みます。そういったグループを作りやすくするプラットフォームがMatchpoolになります。
いままで自社で開発してきたものについてのお話をします。そのあと、これまで開発してきたものが将来どういう形になっていくのか。どういう風に派生していくのかという話をしていきます。
Matchpoolというのは、会社の名前であり、開発したプラットフォームの名前になります。これまで開発してきたのは、原案の中でもベーシック、基礎的なところになります。
その Matchpoolというサービスを使うことによってコミュニティを簡単に開くことができます。
今からお見せする映像は実際に今iOSの方で開発が進んでいるMatchpoolというアプリケーションの画像です。どういう動きをするのか、そしてMatchpoolというアプリで使うトークンをどのように使っていくのか動画を見ながら説明していきます。
Matchpoolというアプリを使ってプールと呼ばれるグループを作成できます。そのつくったグループにアプリを使ってもらって、そこに加わることができます。そのグループというのは、それぞれ興味関心がある人たちが集まるグループになっていて、そのアプリを使うことで、自分の興味関心、価値観があったグループを見つけてそこに参加することができます。
そのグループは作った人と、参加者と2つのプレイヤーに分かれます。なぜマッチプールという名前を付けたかというと、そのグループを作った人が中心となって人と人を結びつけるからです。
次にお話するのがFund0x(ファンドオーエックス)と言って、Matchpoolのプラットフォーム上で動く、最初のプロダクトとなります。
Fund0x(ファンドオーエックス)というのは クラウドファンディングのキックスターターの暗号通貨版 です。これを使うことによって開発者と新しい商品探している人をマッチングすることができます。そのプラットフォーム上では暗号通貨を使ってその商品に投資できますし、開発者と交流することもできます。
次にお見せするビデオは、Fund0x(ファンドオーエックス)の解説しているビデオになります。
https://youtu.be/HF_983G6kM0
Fund0x(ファンドオーエックス)は1週間以内にリリースされる予定です。そのFund0x(ファンドオーエックス)で、コメントをしたり、その商品を買ったりすることができます。
これまでどういう開発をしてきたかということと、Fund0x(ファンドオーエックス)の話をしてきました。
ここからは、そういったプラットフォーム、Fund0x(ファンドオーエックス)上にどういうものを作っていくか、今後の未来はどういう風に開発を進めていくかについてお話します。
今後Matchpool社は、デジタル・アセットをこのプール上で扱えるようにしていきたいと考えています。
というのは今後、このデジタル・アセット、このあと詳しく話をしますが、 デジタル・アセットというのが、大きな主流になるであろうと、そのMatchpoolのプラットフォームにそのデジタル・アセットを扱える機能を追加することによって、今後の業界に支援していけると考えています。
今後デジタル・アセットを作る機能というのと、交換する機能というのをプロダクトに加えていきます。
どういうことかというと、ある人が、自分で作り出したい資産(アセット)というものをこのプラットフォーム上で作ります。その資産(アセット)を自分自身が作ったツールの中に入れて、そこでやり取りできるようにしていきたいというのが、今後やっていきたいことです。
みなさんクリプトキティってご存知ですか?
一時期、非常に有名になったイーサリアム上のアプリケーションで猫を売り買いできるサービスです。
このクリプトキティがデジタル・アセットです。
どういうことかと言うと、物の価値、例えばあるものがあって、そのやり取りするときに、その実体があるものに価値があるのがこれまでの経済での常識だったのですが、今後はこういうネット上のものが資産(アセット)として扱われていく世の中になっていきます。
例えば、セレブリティアセットというのは、それぞれの有名人が自分の名前とか自分の評判とかも資産(アセット)にして、プラットフォーム上で売り買いしますし、今回の例で言えばこの猫の画ですね。
実生活では必要性はないのですけれども、これ自体が資産(アセット)として独立 しています。
こういったやりとり、 価値のやりとりというのが今後盛んになっていく。これがデジタル・アセットというもの です。
Matchpool上ではデータの資産(アセット)を作ることと、やりとりをするプラットフォームはできました。
いまは、そのプラットフォーム上で、デジタル・アセットを作ってくれる会社を探しています。たとえば、アニメ会社、ポケモンとかの開発をしている会社とパートナーシップを組んで彼らにコミュニティを作ってもらう。するとコミュニティの中で彼らがデジタル・アセットを作って、Matchpool上でやりとりするような形で、パートナーシップを組めればいいなと思っています。
最後にMatchpoolのプラットフォームにみなさんどういう風にかかわって頂けるかという話をします。
2つありまして、1つは、Fund0x(ファンドオーエックス)をつかって実際に商品とか物を売る参加の仕方。
もう一つは、そのFund0x(ファンドオーエックス)へ寄付をする。資金を提供する側で参加することが今僕たちでがきる段階でMatchpoolに携わる方法です。
ただ、今後は みなさん自身が自分自身を芸術、アートや、物というのをトークン化してMatchpool上でやり取りできます ので、今後関わっていっていただきたいと思います。
主催 競氏 よりデジタルアセットについて補足。
情報なので、それと同じようなプログラムにできれば、DeNAとかGREEとかで出ているトレーディングカードというのは同じものが偽造ができる。ビットコインってそうではないじゃないですか。イーサリアムもそうじゃないですよね。
クリプトキティがあれだけ流行ったというのは、レア銘柄については1,300万円くらいで落札されております。すごい金額で。 デジタルアセットの凄さっていうのは、唯一無二であり、それは偽造ができない価値あるものがちゃんと証明できるというところ にあります。
これはブロックチェーンの改ざん不可能性というか、コピーされない。これを使ってどんどん伸びていく分野だと僕自身は思っています。
それが Matchpoolが取り組もうとしているアセットがやり取りできるプラットフォーム、今Matchpoolが開発しているFund0x(ファンドオーエックス) だと思います。
~Q&Aタイム~
そういった 価値を保管しておくプラットフォームを作り、かつ、その価値が報われる、報酬が得られるようなプラットフォームにしたい と考えました。
そして、ブロックチェーンを使う理由としては、デジタルアセットを作り、それを動かし、一つのプラットフォームに限定されずに幅広く伝播させていく波及させていく上で、プラットフォームとしてふさわしいのがブロックチェーンだと考えました。
例えば、ある人がステッカーを創ります。そのステッカーを売ろうとしたときに、その限られたネットワークの中で売るよりも、そのネットワークを超えて売れたほうが、はるかにその人の生活の支援になるのです。ブロックチェーンのうえで、価値を作り、保管し伝播させることができれば、そのステッカーというものがその人にとっての生活に収入を得る手段になります。
もう一つ、 今後、テクノロジーが仕事を奪っていきます。最後人間に残っているのは、芸術的なアートの部分で、価値を生み出すこと。Matchpoolというのがそういった価値を生み出して、伝播させていく。 そういった場になればいいなと私は思います。
このトークンというのは、Matchpool上で使われるトークンでグッピー(GUP)というトークンがあるのですが、それとだけ交換できるトークンです。そのファイルがアップロードされるとそこにプールができます。そのプールに対して応援したりだとか、その場で創られたデジタルアート、デジタル・アセットを購入したい人たちがイーサリアムだったり、グッピー(GUP)をそこに送ります。
クラウドファンディングとMatchpoolでやるFund0x(ファンドオーエックス)の大きな違いは何かというと、まずクラウドファンディング側は、商品を創りたいと言うのでファンディングを募ります。そのお金が集まってから物を創るというのが基本的な流れとなります。
一方は、Matchpool側のファンディングとどう違うのかと言うと、すでにある物、すでに存在するデジタルアセットをやり取りしているので、そこでお金をもらってから何かをする、要はクラウドファンディングだとこれを実現させますという約束の下で動く形になりますが、 Matchpoolはすでにあるものを売っているので、クラウドファンディングで募集する人と、資金を出す人の間で負う負わないの関係が発生しない というのが、大きな違いです。
そういう意味ではクラウドファンディングよりMatchpoolの方が、より平等にやり取りがされるということです。
Q(会場より):デジタルアセットを作るときには、プログラミング技術が必要なように聞こえます。ファイルをアップロードするだけ、とおっしゃいましたが、本当ですか?
それに対して、資金を調達して、その実際の物を作って、送ります。出金する人、Fund0x(ファンドオーエックス)でコミュニティを創ってそこでファンドを募るときにやることはたった一つで、ファイルをアップロードすることだけです。
Q(会場より):Publica(パブリカ)という出版業界向けプラットフォームがあります。これとMatchpoolの違いはなんでしょうか。
たとえばサーフボードに関するプールを作ったとした場合、そこでもちろんサーフボードの売買はされるのですが、同時にそこに入ってきた人たちの価値観は似ているので、そこで新しい関係性が作れます。この2点というのがPublica(パブリカ)が作っているプラットフォームとの違いではないかと思います。
※コインオタク解説追記
Publica(パブリカ)
https://publica.com/
Publicaとは、著者と読者つなぐ出版プラットフォームです。イーサリアムブロックチェーン上で発行されるトークンの標準規格「ERC20」に準拠した独自のトークン「PBL」を使い、著者が読者から直接本の代金を受け取れる仕組みになっています。
Matchpoolというのは、 所有しているものそのものをトークン化してしまって、デジタルのアセットにして他の人にコピーできない。 そのトークンを持ってる人しかそれをみることができなかったり、使うことができなかったり、そういうようなものをイメージしているという風に思います。
やっていることは1歩進んだような印象をMatchpoolには持っています。個人的には結局こういったサービスというのはどんどんいろんなサービスが出てきて、最後には使いやすさ、UIとかUX(ユーザーエクスペディエンス)とかどのサービスが使われているのかというのが肝になってくるので、Matchpoolのサービス自体もより良いもの、UI、UXでみんなに使ってもらえるようなサービスを今作っているのではないかと思います。
そこはブロックチェーンなのか、そうじゃないのか、っていうのは関係なくサービス間の競争になります。
Q(会場より):イーサリアムを送金するときにGAS(取引コスト)が発生します。その影響をMatchpoolも受けますか?
Q(会場より):今日の発表の内容とは異なるのですが、今ブロックチェーンは社会問題の課題解決、たとえば医療とか食品の安全にとかトレーサビリティとか、その社会問題の解決の分野で活用できるようなアイデアはありますでしょうか。
ということはそのデータには価値があります。そのデータの価値をブロックチェーン上に記録して保管して、患者さんがそのデータをどういうときにどこで医療に使われているのか管理できるプロダクトは実際にもうあるのですが、そういった形でブロックチェーンを使うことによって医療だけでなく、ほかの問題も解決できるのではないかと考えます。
ブロックチェーンが素晴らしい、と思うところの一つは、さきほどデジタルアセットでもありましたように、自分の個人情報のコントロールが自分自身でできることです。今フェイスブックとかでGoogleとかに『個人情報を預け、勝手に売られたりとか、自分の情報が流出してしまったりとか、自分の情報が自分の物じゃない状態を、ブロックチェーンがあれば本人の秘密鍵がアクセスしてそこからしかひきだせないようにできる』。これこそ、ブロックチェーン技術を活用する際の、基本となる考え方です。 価値を自分の手元において、第三者と移転することがすごく簡単にできる。これはブロックチェーンの価値の一つ だと思っています。
もう一つはトレーサビリティとか追跡の可能性で、どの情報がどういう風に動いていくのか、オープンに見られること。クリアに順番がはっきりするというところがブロックチェーンのイノベーティブのところだと思っています。トランザクションコストが下がることは、いろんなプライベートチェーンとかでも結構言われています。
ブロックチェーンのプラスというのは所有権を自分の自らの手に取り戻すところが僕は価値があると思っていて、マッチプールとかのプロジェクトはそのど真ん中でやっているような印象です。
DApps(ダップス)と言われる一般の人たちが使うものと、インフラで大きくインパクトを与えていくものと、発展のしかたとしては、みんなが使って認知されるということ、そこで社会問題を解決しようというプロジェクトが生まれてくると、優秀な人たちがどんどん生まれてくるとぼくは思います。順番としてはできるだけ寄り添った、BtoCのサービスは最初に生まれてくるのではないかと僕は思っています。
当日のMatchpool ミートアップの様子はこちら
https://youtu.be/rbUb02_0sY0
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