こんにちは、伊藤健次(@it0ken)です。
今回はステーブルコイン王道のUSDTが先日まさかの価格変動が起きました。
これについて意見を述べていきたいと思います。
価格が保たれているはずのステーブルコインが下落、市場の不安を煽る
米ドルペッグ通貨テザーにある疑惑があがっています。
ペッグとは、「固定する、釘に打つ」という意味で、ビットコインなどの暗号資産と違って価格変動がなく安定しています。
発行されたすべてのTetherトークンは、米ドル価格となぜ乖離が起きたのか、世界中で話題になっています。
Tetherの価値低下に影響を及ぼした要因は、様々ですが、下落直前に米株式市場が対前日比ベースで大幅に下落傾向にあり、それに連動するかのようにテザーが大量売りに出された、あるいはBitfinex内のUSDT残高が急減少したため、一時的にサービスを停止したことが投資家の不安を煽る形となり、Tether売りに拍車がかかったことが挙げられます。
暗号資産市場に対して世間の信用は依然としてほぼ皆無
様々なところで話題が波及しているテザー通貨の下落ニュースの真相は明らかになっていません。
信用が破壊された結果を招きましたが、その収束はわずか1週間程度で行われました。
信用で成り立っている市場が信用を破壊されたにもかかわらず無かったことになっているのも不思議です。
テザーは当局が暗号資産取引を規制している中国の投資家が暗号資産を売買するための「抜け道」に使われることが多いとされ、中国人の人気を集めていた。
テザーの信用が失われるような事態に発展すれば、暗号資産市場に流れるチャイナマネーが細る可能性がある。
ビットコインなどへの影響も必至だ。
引用元:https://jp.chibicode.com/tether-report/
暗号資産の市場は、詐欺やハッキングなど違法行為とも取れる行動に慣れてきているのが現状です。
暗号資産市場全体で足元を固め、強固なネットワーク構築を図る必要がある
テザー通貨の不正は以前から話題になっていました。
それでも価格は維持をしていましたが今回のタイミングで大方の予想通りの結末を迎えました。
市場の反応は「予想通り」ということで、想定外が起こらなければ暗号資産の市場には何のインパクトも与えないようです。
企業取引が多くなれば、このような約束の保護は大問題となるでしょう。
まだ、個人間、自己責任の市場で想定外が当たり前のように起きています。
このままこの市場が進むと多くの事件が起きることは目に見えています。
市場拡大を焦らずしっかりと地に足の着いた広げ方をした方が市場参加者全員の利益につながると考えます。
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