2022年12月14日20時に配信を開始した、YouTube Live「コインオタク伊藤健次 質問すべて答えます!」の内容をまとめた記事になります。
https://youtu.be/OaSAStrakc0
質疑応答
ーーーー以下、抜粋ーーーー
バイナンス出金停止の影響は?
1日前のものになりますので、実際にもう事象としては解決をしております。
解決をしてるんですけど、やっぱり昨日の時点ではBNBがドンと落ちましたよね。
これは何が原因でUSDCの出金停止したのかというと、何かしらの意図で、ジャスティン・サンというトロンの創業者がいるんですけど、その方が50億ぐらいを引き出した時にロックかけたらしいんですよね。バイナンスサイドで。
それもちゃんと出てるんですけど、それが尾を引いて、なんかマズいんじゃないかというトリガーになってしまって、
その後、2500億円の引き出し。これは1人ではなくてみんなのってことですね。
当然、引き出しは対応するんだけど、「いきなりだからちょっと待ってね」という出金停止ですね。
もちろんそれも全部完了していて、1日たった今は問題なく全部出金も処理してますよ、という形になります。
やっぱり、背景も全くわからない状態で出金停止となった時に、確認する方法がないですよね。
自分が日常的に使っていて、そろそろバイナンスでこの仮想通貨抜こうかなって言った瞬間、出金停止になったら、ちょっと使うのをためらってしまうというか、怖いなというのをね。
特にこういう環境だからこそ、何かシステムの都合じゃなく、会社の経営が大丈夫か?というふうに、すぐに飛躍してしまう部分があると思います。
バイナンスに関しては、1日経ってもロックされてるとかではないですし、原因がわからないというわけではなくて、すぐに対応するという形になっております。
1番わかりやすいのはSNSですかね。バイナンスのtwitter公式ですね。
創業者のCZのアカウントはフォローしてる方いらっしゃると思うんですけど、何かシステム的なものとか、不具合とかエラーとかそういったもの、「今こんな状況です、解消されました」というのは、やっぱりSNSが早めに配信してくれますので、まずそこを見ていただくと何かトラブルに巻き込まれた時に安心材料の1つになるんじゃないかなと思います。
今回全く問題ありませんでしたよ、というところなんですが、今回だけじゃなく「そもそもバイナンス大丈夫なのかい?」というところの話で言うと、一応大丈夫そうですよね。
これも断定することはできないんですけど、FTXショックから1ヶ月ぐらい経ちまして、いろんな資産証明したり、いろんなものを出したりして、それが否定されたり、それをまた反論したりと色々ワチャワチャやってる中で冷静に見た時に、
ごまかしてるというよりも、ある程度耐えてるような状況なんじゃないかな、というふうに見て取れておりますので、今のところバイナンスが潰れると思ってる人はほとんどいないんじゃないかなと思います。
FTXショックで潰れるとは思ってないんですけど、その後の規制で窮地に立たされるかもとは思ってるんですよね。
これは数ヶ月後かもしれないし数年先かもしれないんですけど、今までのバイナンスの運営というのはそんなにスムーズに行かないよね、と市場ではネガティブに思ってるので、結果的に今回の騒動で数日以内に倒産するというのはないにしても、BNBの価値が長期的に不安視されていて、今、下落トレンドという形になっております。
ただ日本のかたは、バイナンスジャパンができるタイミングでバイナンスグローバルをほとんど使わなくなると思いますので、バイナンスの経営が長期的に大丈夫かという問題以前に、使わなくなると思うんですね。
仮に使ったとしてもバイナンスチェーンを使ったりセーフパルウォレットとかトラストウォレットとか、そういったところを使う間接的な使い方になるので、取引所に資産を入れていて何かの騒動に巻き込まれるというのは、ことバイナンスに関してはそこまで敏感にならなくてもいいかなと思います。
ただ、バイナンスに資産を預けっぱなしでいいと言ってるわけではなくて、そろそろ抜きますよね皆さん、という話ですね。
短期的には大丈夫、ということだけ認識していれば、長期の部分は不安かもしれないですけど、長期に使わないところだというふうに思っていただいていいかなと思います。
ポルカドットの上昇トレンドはいつ来る?
ポルカドット、先月の安値を割ってついに2年前の水準に突入しました。以前、ライブでポルカドットに着目してる点は非常にいいが、開発とアップデートからのローンチがさすがに遅すぎる。次の上昇トレンドになるタイミングと、ポルカドットの過去最高値はいつ達成できると思いますか?
ポルカドットじゃなくても、すごく良い銘柄がだいたい2年ぐらい前の価格の水準まで落ちてますよね。
代表的なので言ったらポルカドットとかソラナとかですね。
ブームになった銘柄が元に戻っちゃったみたいな、そんな状況になってると思います。
ポルカドット自体は、いろんなところを見てても、ちょいネガティブが多いかな、という感じはしますね。
どういう部分がちょいネガティブかというと、そもそもインターオペラビリティというところで、「いろんなブロックチェーンのハブになります」というところでコスモスだったり、ポルカドットだったり、そういったものが盛り上がった時代を考えていただきたいんですけど、その時ってブームがいっぱいあったんですね。
ブロックチェーンブームだったんですね。
ブロックチェーンブームがあまりにも急激に加速度的に起きてしまって、DeFiもやりたいしレンディングもやりたいし、これもやりたいし、NFTも出てきたしと、いっぺんに出てきたんですよね。
いっぺんに出てきて、止まってしまってすごくブロックチェーンが使いにくくなってしまって、ブロックチェーンのアップデートを待てない。
イーサリアムが「イーサリアムとして頑張ってます。2025年にすごい良いのを作ります」と言った時に、2021年に「4年後じゃないとDeFiできないのかい?」という話になったわけですね。
であれば、今あるものをうまくコネクトすることによって市場のニーズをちゃんと捌こうよ、という話だったわけですよ。
結果どうなったかというと、ブームが去ったというか一巡し、当時の有象無象のDeFiブームがありましたね、魔界DeFiとか。
それも終わり、メジャーなDeFiが残り、ステーブルコインの信用不安からDeFi熱が下がりという形で、今のブロックチェーンあるものだけで捌けるニーズになってしまったというのが1つですね。
もう1個は、ブロックチェーンがアップデートをどんどんかけてるわけですよ。
もう完成版に近づいてきた時に「意外とイーサリアムだけで大丈夫」だとか、需要と供給が崩れた時に存在していた期待値だったものが、需要と供給のバランスが取れている。
未来もおそらく解消できている、というような状況になった時に、コネクトするというニーズがどこまであるのかというところは、外部環境が整わないと、過去最高値はもう1回挑戦するのは結構きついんじゃないかな、と思います。
もちろん、全く価値がないわけではなくて、次の巨大なブームが瞬間的に来た時に、まだ我々が想定してないようなブロックチェーンの使い方で、すごい処理が来た時に、「これはさすがにハブになって、いろんなブロックチェーンで処理捌かないとダメだよね」みたいな、そういう話になるかもしれませんし、
メタバースとかだと、いろんなブロックチェーンをコネクトして本来の価値が出るという部分もありますから、それなりに未来は期待はされるんですけど、まだ具体的なニーズがない状態でその話をするのは結構大変という形ですね。
メタバースもないのに、ユーザーもあまりいないのに、というところになりますので、見通しが立ちにくいですね。
2025年にイーサリアムが完成するらしいんですよ。ロードマップをヴィタリックが開示してるんですけど。
2025年の時点でイーサリアムの処理能力はMAX値なはずなんですね。
もちろん、それからまたアップデートすると思うんですけど、一旦の構想はそこで止まるので、それでも捌けないぐらいのニーズ、例えばイーサリアムというのは10億人とか20億人ぐらいの処理と考えているんですけど、あくまでその処理も、人が日常で決済をしたりとか資産運用したりというところなので、
例えばbotが入ってきたり、意図しない使い方で1人当たり何万トランザクションも生むような世界になった時に、これはイーサリアムでは重たいね、というふうになった時に、もしかするとポルカドットとかの価値が出るかもしれません。
2026年とか7年とか、他のプロジェクトよりも先になるんじゃないかなというのは考えてます。
次のトレンドになるタイミングは2027年以降で、その時に本当に価値があれば50ドルぐらいまでは復活するんじゃないかな、と思っております。
仮想通貨の偽物はどう見分ける?
買ったBTCが実は偽物だったというオチがあるとかないとかツイッターで上がっていましたが、これはどう見極めて判断すれば良いかお考え教えて頂きたいです。
これはビットコイン以外もそうなんですけど、偽物を掴まされる可能性があるわけですね。
ユニスワップとかDEXを使ってると、偽物まあまあ触りますよ。
伊藤も騙されて買った仮想通貨結構あります。「これじゃなかったんだ」みたいなのがあります。
メジャー銘柄だと偽物を掴まされることはまずないですね。
掴まされるのであれば、メジャー銘柄に似てる銘柄って「これはフェイクです」というアラートが出るようになってるんですよ。
例えばイーサリアムという偽物を作った時に、「これは偽物です」ってだいたい出ますね。
すごいマイナーな銘柄で「これは偽物です」というアラートが出ない銘柄を買うときに偽物を掴まされるんですけど、日常使いだったらほとんどないんですが、
トラブルに巻き込まれた時は、ビットコインの偽物、イーサリアムの偽物、そういうのが考えられまして、それは何かというと相対取引でディスカウント販売ですね。
こちら側に有利、例えば10%引きでビットコイン売ってあげるよ、という話はやっぱり怪しいというか、気を付けた方がいいかなと思います。
相対ですから、自分でチェックするしかないんですね。
自分でチェックするときに、取引所に入れるとかね。
取引所に送って入らなかったら、それはもうビットコインじゃないので。
よくサトシチェックって言うんですけど、対面取引をした時に、どんなに相手が信用できる人であっても、ちょっとサトシチェックさせてくださいというところで、3000円分その場で買ってもらって、それをそのまま取引所に送って反映してから全部買うとかね。
そういったことをやる必要があるんですけど、そんな危ない橋を渡らない方がいいので、
そんなに心配しなくても、たぶん偽物を掴まされてる人の方がいかがわしい取引をしちゃってるので、普通にDEXとかを使える人であれば、そんなトラブルには巻き込まれないと思っていただいていいかなと思います。
DeFiバブルについて
ICPがBTCと統合してラップドのリスク無しでDeFi運用出来るようになりますね。しかし過去に運営の売りがあったり、技術的問題を孕んでいる可能性もあるかと思います。単純に次のバブルでのICP価格にフォーカスした伊藤様の見解をお聞かせ下さい。あと仕手銘柄の某サイ◯ンス株はまだアリですか?
某株の銘柄はまだアリかなとは思うんですけどね。
本当は年内に反応するはずだったんですけど、ちょっとずれ込んでるなって感じがするので、そこまでゴリゴリ入らなくてもいいかなと思います。
ICPなんですけど、しばらくもう離れてしまった銘柄ではあるんですが、次のバブルが何バブルなのかというところが大事で、仮想通貨バブルというのはもう雑なんですよ。
例えばDeFiバブルというのがありましたけど、NFTバブルとかブロックチェーンゲームバブルとかメタバースバブルみたいな形で、産業にお金を集中させると思います。
じゃないと、仮想通貨全体がバブりましたってなった時に、結構な金額が流れてこないといけないんですね。
2021年のバブルはアメリカがほぼ全力でお金を突っ込んで作ったバブルになりますので、アレと同じ規模を市場全体でやるっていうのは、誰がお金出すの?どこにそんなお金あるの?みたいな、そんな状況になりますから、集中すると思うんですね。
集中するときに、ICPとか、ちょっと前にあったバブルにそのまま乗るってことはあまりないので、あの角度を外すと思うんですね。
DeFiブームというのは有象無象も含めたDeFiブームだったんですけど、そんなDeFiブームにはならないかな、というふうに思います。
もう少しメジャーなDeFiというか、固く運用してるところのDeFiブームもあると思うんですけど、DeFiブーム再びで、何でもかんでもいけるゼというようなマーケットにはならないと思います。
やっぱりWEB3という考え方でいくと、次はWEB3を火付けにしようと思ってる人たちが結構いるんですけど、そうなるとDeFiからちょっと離れます。
メタバースとかNFTとかブロックチェーンゲームとか、そういった企業利用とか、そういった方向に行くんじゃないかな、と思います。
その後にDeFiバブルになりますので、DeFiバブルを本当に追っかける場合は、2025年とかそれぐらいを見越してやるといいかもしれないですね。
ただその時にはもう銘柄が大きく変わってる可能性がありますので、数年前の銘柄にとらわれすぎない方がいいと思います。
ステラルーメンの陰謀論
XLM ステラルーメンで陰謀論系の話が多いのはなぜでしょうか?個人的にはそういう話好きなので、よく見ますがw
ステラルーメンでの陰謀論の話って言ったら、やっぱり世界通貨とか統一通貨とかそういう話だと思うんですが、なぜそれが多いのかというと、リップルができないところをやるんだみたいな形で、1番わかりやすいのは「リップルはテスト版だ」という話ですね。ステラが本物だと。
リップルで金融でテストをして、その後にステラの方で、70億人から80億人全員がステラを使うんだ、みたいな感じですね。
個人利用に特化してるのと、BtoB利用に特化してるので、ステラの方が個人ですから、ブロックチェーンの思想に合うというところで、そういった話は出てきやすいと思うんですけど、別にステラに関わらず決済系のトークンは絶対にそういう話になりますね。
将来みんな使うのはこの銘柄だ、みたいな話になるんですけど、まあ難しいですよね。
ブロックチェーンとか仮想通貨で、なんでもかんでも世の中のニーズに答えられることはなくて、全部同時に存在すると思うんですね。
法定通貨も同時に存在するし、CBDCとか国がやってるものも存在して、さらに仮想通貨もあって、みたいな形になるので、なかなか陰謀論でよくある世界統一通貨を何十億人が使います、みたいなものは起きないんじゃないかなと思います。
パラチェーンオークションで投票中でもバイナンスジャパンに移行できる?
バイナンスでポルカドットのパラチェーンオークションでアスターに投票してます。このまま放置しててもバイナンスジャパンのアカウントに移行できると思いますか?
パラチェーンオークションが終わったあとに戻ってくるんですよね。
それは途中解除にはならないと思いますので、権利が残っていて後から返ってくるという形になると思います。
FTX騒動でもあったんですけど、スパークトークンをスナップショットやってた人は受け取れなくなっちゃってるじゃないですか。会社がなくなっちゃうので。
バイナンスが存続する限りは問題ないんですけど、バイナンスの経営難とか、例えばバイナンスが解散を命じられるとか、そういう騒動になっちゃった時にはさすがに返ってこないと思いますね。
これがいわゆるプラットフォームリスクってやつですね。
問題なく存在していて普通に経営してるんだったら、返ってくるというか、アカウント移行はできると思います。
Optimismについて
最近の市場環境を見るとoptimismが強く見えます。optimismの需要や今後の技術的な部分を考えても当然かと思っております。個人的には時価総額で20位とかもしかしたら10位くらいには入ると思っていますがいかがでしょうか?
基本的には伊藤の見方も一緒ですね。
optimismという銘柄が唯一抜群にいいというよりも、次の世界を見てるというか、イーサリアムの経済圏の中で価値を発揮するという形になりますので、今イーサリアムが成功してるってことなんですよ。
イーサリアムがSECでもしかすると規制されるかもしれない証券問題があった時に、たぶんoptimismが巻き込まれる側なんですよね。
そういう部分で言うと万能かというとそうではなくて、ちゃんとポートフォリオは組まないといけないという形にはなってますね。
optimismのライバルは今いないんですけど、今いっぱい作っておりますので、どんどん出てきます。リリースされます。
来年になると、optimismなのか、これなのか、これなのか、という形で比較したり、ポートフォリオを組んだりという形になると思います。
それでも、optimismはトップ10には入るような銘柄だと伊藤も思ってます。
セーフパルウォレットは使い続けられる?
バイナンスグローバルが使えなくなってもセーフパルウォレットは使い続けられますか?
これはウォレットなので使い続けられると思います。
バイナンスDEXと接続できる機能もDEXですから、機能をいじれるっちゃいじれるんですけど、さすがに使わせてくれるんじゃないかなと思います。
毎月1万円積み立てるなら何を買う?
国内取引所で毎月1万円積み立てるなら何を買いますか?
もし積み立てをやるんだったら、3銘柄で分散して3000円ずつ積み立ててほしいです。
あと、月の積み立てというよりも毎日積み立てがいいので、月に1回バッと買うのではなくて30分割をして、300円という小さい金額になるかもしれませんけど、100円単位でできるはずなので、取引所探せば。
3分割していただいて、ビットコインとイーサリアムとリップルを積み立ててねというのは、比較的いろんな場所でお伝えしております。
その3つの銘柄がすごく綺麗にバランス取れてますので、1対1対1で買っていただけるといいと思います。
ワンチャンみたいな話ありますよね。爆発的に上がるかもしれない、みたいな感じでいくと、僕はソラナだと思うんですね。
ソラナは積み立てがあるかどうかはちょっと怪しいですけど、一応日本でも取り扱いがありますから。
ソラナという銘柄は皆さんご存じの通り、アラメダリサーチという問題を引き起こしてしまった会社から大きく出資をして、且つ、向こうもまだ資産を持っている状況なので、売り圧があるからみんな一気に引いて7割ぐらい落ちた銘柄なんですけど、全部やり直してもう一回、一から再構築するという、なかなかタフなことをやってるんですよね。
これぐらい立て直しが早くて損切りスピードが早いんだったら、期待はしていいんじゃないかな、とはちょっと思ってますね。
めちゃくちゃ落ちて値頃感もあるというところがあるので、国内取引所でという指定と月1万の積立てという指定がありましたので、そこにはソラナを入れてもいいかなと思いました。
イーサリアムの価格について
イーサリアムの価格は最終的にいくらになると思いますか?
最終的にはいつにするかというのもありますけど、時価総額の限界値というか、時価総額で今見えている経済の規模で考えると、やっぱり1000兆とかってなかなかいかないと思うんですね。
1000兆ってどんなマーケットかというと、アメリカのトップ企業でもいけてないので。
経済圏ですから、金とかゴールドとか、それぐらいの規模になるわけですね。
なくはないかなと思うんですけど、それを超えるとなるのがなかなか判断つきません。
1000兆というのは今のイーサリアムの価格に落とし込むと、だいたい100倍ぐらいなんですよね。
今20万円だとしたら2000万円ですかね。
これが限界値かなと思います。
最終的にという表現だったので、いつというのは伝えられないんですけど、地球上でがーっと使われた時に、イーサリアム2000万円ぐらいが見えるところかなと思います。
トークンの発行が調和が取れていて枚数増えてないんですけど、例えばここからバーンが始まるとか、そういうふうになってくると単価が上がっちゃいますけど、発行枚数がちょうど今数ヶ月キープしてるので、このキープしてる状況で考えるとという話で、いろんな前提条件が出てきちゃいますね。
バイナンスジャパンでBNBは取引できる?
バイナンスジャパンでBNBは取引出来ますかね?
今、炎上してますね。
FTX騒動でFTTというトークン、FTXの取引所トークンですけど、これ上場させたのまずかったんじゃないか問題がちょっと起きていて、日本の協会の内部情報みたいなリークがちらほらありまして、審査するたびに条件をかけてたのに、その条件をクリアしてなかったっぽいんですよね。
グレーゾーンでそのまま上場してない?という話になっちゃってるわけですよ。
これは誰かが決めた話だよね、と。誰かがGOを出したから上場したんだから、それは誰だ、という犯人探しが今始まってますね。
責任の押し付け合いではなく、ちゃんと明確にして同じことをしないようにしましょうってことなんですけど、まさに今やっちゃってる状況なので、BNBになった時に、同じ轍になるじゃないですか。
ビジネスやってる方はなんとか上場しようって思うんですけど、監視する方が今そういうトラブルの渦中にいますから、監視する側からするとやりたくないでしょうね。
上場させたくない、もしくはバイナンスジャパンができて1年ぐらい運営してから許可を出すとか。
今回、FTXジャパンって認可おろしてから1年持たなかったんですよ。
せめてそこは1年間普通に運営させてから条件緩和するとか、そういうような感じになるかもしれないですね。
バイナンスからどこに移行したらいい?
バイナンスから仮想通貨を移動させる場合、どこに移したらいいですか?
使われてる日本の取引所ですね。どこでもいいですよ。
日本の取引所だったら送れないわけではないので、送って届けられます。
その時に、銘柄をしっかりと判断しないといけません。
海外取引所の銘柄って、日本に移動したときに、他に取り扱ってるところがないですから、全部イーサリアムとかビットコインに変えて、そのまま日本に送っちゃうというのが一番シンプルですね。
「そうじゃなくて持ってたいんだよね、この銘柄は」みたいなのがあれば、ウォレットを作るという形です。
ウォレット作るときに、おそらく何種類か作らないといけなくなると思うんですね。
全部イーサリアム系のウォレットに入れた、とかだったらいいんですけど、専用ウォレットを作らないといけないというのが出てくると思います。
その時に、例えば5個銘柄を持ってたら、それが全部独自チェーンで全部ウォレットも別、みたいになると、ウォレットが増えれば増えるほど管理が複雑になりますので、あまりウォレットを使い慣れていない人は、できればチェーンは2つまでぐらいの方がいいかなと思います。
そうじゃないと、ログイン情報をなくして移動したものが引き出せないという2次災害、3次災害につながってしまいますので、そこはご注意ください。
取引所なら偽物は無い?
バイナンス、Bybitなど取引所から買う分は偽物に遭う可能性は低いと思っておいて良いのでしょうか ?
バイナンスとバイビットで買って偽物だったら、それは損害賠償が請求できると思います。
さすがにそれは取引所の落ち度ですね、偽物だった場合は。
なので取引所から買うぶんには大丈夫です。
取引所から買うぶんには大丈夫というのは、あくまで大手とか日本の取引所だったら、まず間違いなく大丈夫ですね。
海外取引所って、これから気を付けていただきたいのが、今すごいたくさんの海外取引所、新しいものが参入しようとしてるんですね。
もちろん、それは牙城が崩れたからなんですよ。
時価総額トップ2位の会社が潰れてくれて、元々ブイブイ言わせてた大手取引所もちょっと疲弊してる、当局に目をつけられてる。
こんな状況がなかなかないので、一気にエイヤッと参入する傾向があります。
参入する取引所は中小企業だというのを見せたくないので、まずグループ会社、親会社がすごく大手だとか、有名人を起用したとか、そういう仕掛けをしてくると思うんですね。
ただ、やっぱり怖いのが、取引所が知見がない可能性が非常に高くて、その取引所ごと騙されるとか、そういう可能性があるんですよ。
いくら大手でも大手だから大丈夫というのがなくて、やっぱり業界特有のルールとか暗黙の了解というか、チェックポイントってのがあるんですけど、大手さんでもこける時はこけますからね。
騙されることはありますから、それが怖いんですね。
大々的にリリースした取引所が大ポカをやらかしてとか、そういう可能性はなきにしもあらずです。
たくさん参加してきますから、来年のマーケットでは。
そういったところは大丈夫かなぐらいで、おっかなびっくりぐらいで使っていただいた方がいいかなと思います。
BUSDは持っていても大丈夫?
Binanceが短期的には心配はないとのことですがBUSDはステーブルコインとして価値が下がることはなく保持していても大丈夫ですか?USDCなどの他のステーブルコインに変えておいた方が良いですか?
先週、コインオタクのサロンの中で、ちょうどステーブルコインのどれがどのぐらいの信用度なんだ、というのを解説させていただいた情報があるので、それをお伝えさせていただくと、「時価総額順で持ったら一番安心だよね」という話をしました。
時価総額順で持つとどれぐらいの割合になるかというと、USDTとUSDCが1対1なんですよ。
BUSDがちょうど半分になりますので、USDT、USDC、BUSDの割合は2対2対1という形の持ち方になるんすね。
そうすると市場と同じ割合で持つという形になりますので、それぐらいで見てください。
たぶん、他のステーブルコインとかに銘柄の数で分散をするって方もいらっしゃると思うんですね。
1対1対1で全部分散しとけば大丈夫だろう、みたいな形でやると思うんですけど、時価総額大きいものの方が良くて、それは流動性の話ですね。
すぐに交換ができるからステーブルコインの価値があるんですよ。
なので、安心安全といっても交換するのに1ヶ月かかるとかになってくると、やっぱり厄介なんですね。
となると、BUSDが本当に危ないのは、時価総額が減ってくる、発酵枚数が減ってきたり、流動性が明らかに目減りしてるとか、そういうふうになったらやめた方がいいですね。
ステーブルコインはステーブルコインでステーブルコイン市場というのがあって、そのステーブルコイン市場が今下がってますけど、業界と同じ下げ率だったらいいんですが、業界の下げ率よりも大幅に下げた場合はやめた方がいいです。
今のところはUSDCもBUSDもUSDTも、市場と同じぐらいの下げ率なので、どれも問題ないなと思うんですけど、いま名前が上がらなかった他のステーブルコインはシェア率を下げてます。
一気にグンと下げてますので、今、大手側に時価総額大きいステーブルコインによってきてるというのは意識しておいてください。
あとは、定点観測をして、いきなり流動性がガクンと減るようなタイミングを漏らさずに、もうキツイかなと思ったら外す、ということをしていただくといいと思います。
デジタルゴールドについて
ビットコインのデジタルゴールドとしての価値というのは、後付けでもあるのでしょうか?
ビットコインのデジタルゴールドという考え方は、別にゴールドの資産があるわけではなくて、どこの国のリスク、いわゆるカントリーリスクに晒されていないという意味のゴールドですね。
「日本の金とロンドンの金は同じ金です」というのと一緒で、「アメリカのビットコインも中国のビットコインも日本のビットコインも同じ価値です」と言ってるのがデジタルゴールドという裏付けになります。
後付けというか元々の前提条件ですね、ビットコインのデジタルゴールドとしての価値は。
厄介なのは、アメリカでは絶対使えません、中国では絶対使えません、ヨーロッパでは絶対使えません、となって、アジアだけのビットコインになったら、それは価値が崩壊してると思いますね。
例えば金で考えた時に、「もうアメリカって金の価値は0円にしちゃったんだよね」とか「中国に持ってこられても金は触れませんので」とかになったら、もう金自体の価値が落ちるじゃないですか。
今は世界中でビットコインが使えるんですけど、使えない国が増え出してきたら、それはデジタルゴールドとは言わない、というふうに判断していただいていいと思います。
CENNZは企業からのバックアップで伸びる?
CENNZが最近少し上昇しているのですが、JASMY、コカ・コーラ社、AMAZONの提携やニュージーランド政府もバックアップしているとのことですが、今後伸びそうなのでしょうか?
別に特定のブロックチェーンだけがやってるわけではなくて、結構いろんなものがそんな状況です。
国の認可受けてるとか、そういうの結構ざらにあります。
バックアップしてるから、提携してるから伸びるというよりも、実際の需要で使われてるかの方がやっぱり多いですね。
実際の需要で使われててもなかなか上がらないのがこの業界でして、アルトコインは今ちょっと気をつけた方がいいな、と思っています。
それはなんでかというと、規制がすごく入ってるんですね。
今いろんな取引所に規制が入っていて、それこそそのトークンの、いま日本でなんで上場してるのか、なんで取り扱ってるのか、みたいな形になってるんですけど、要は取り扱いが緩かったんですよ。世界中で。
日本は厳しいんですけど世界は緩かったんですよ。
これを厳しくしたときに、アルトコインのほとんどが上場廃止されるんじゃないかというのを、すごく気にしてるんですね。
ギリギリで価値を保ってたアルトコインって多いと思うんですよ。
上場してるから買ってたけど、上場しなくなったら誰も触らなくなっちゃうような、そういう銘柄が出てくると思うので、未来にどんな期待があるにせよ、今足元の規制の方を考えていただいた方がよくて、この足元の規制で取引所が退場するぐらいな感じで意識して、それぐらいリスクがあるマーケットなんですよ、今は。
もし自分の持っているアルトコインを持ってる取引所が全部上場廃止になったらどうなるかなとか、流動性を見た時にわかりますよね。
例えば、DEXで99%売買されてる銘柄で、取引所での取高は1%だったとしたら、そのリスクは避けられるんですよね。
でも、ほとんどのアルトコインは取引所に依存してるところがありますので、もう1回、それを調べていただいて、取引所が全滅したらマズイという銘柄は回避をしていただけるといいと思います。
センズとかも取引所依存だったような気はします。
その目線が必要になりますので、ご自身の銘柄の棚押しするときは、取引所の依存率がどれぐらい大きいのかというところはチェックしてみてください。
もちろん、半年とか1年経って絶好調だ、取引所全部イケイケだとなれば、今言ったリスクは避けられたという形になるんですけれど、まだトラブルが起きて1ヶ月ぐらいしか経ってない状況で、もう2、3か月はその目線で石橋を叩いて渡るというふうにやっていただいた方が良いと思います。
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バイナンスの出金制限からのバイナンスの不安がtwitter界隈で騒がれていますが、どこまで影響がありますか?BUSDも不安視されていたりということなんですが、バイナンスの倒産までの話になると、大災害レベルの出来事として諦めるぐらいに思っておくべきでしょうか?