ブロックチェーンエンジニアが世界中で求められてきています。
特に、日本にはこの人材が極めて少なく、アメリカのブロックチェーンエンジニアの平均年収は約16万ドル(約1,790万円)であると言われており、今後もこの需要はますます高まることが予想されます。
ブロックチェーンエンジニアの給与が高騰、様々な側面で技術者の需要が期待されています
ブロックチェーンエンジニアの定義は、「暗号資産取引所の開発や運営」「独自の暗号資産開発を行うスタートアップ企業での開発業務」「ブロックチェーンを活用した新規事業での業務」などの業界・業種が考えられますが、未だ曖昧な部分が多いです。
したがって、必要なスキルは職種によりますが、ビットコイン関連のシステムであれば「C++」や「C#」、スマートコントラクトを活用する業種は「Solidity」、産業用ブロックチェーンの構築であれば「Go言語」「Java」などのプログラミング言語が求められています。
大和ネクスト銀行のアンケート調査の結果によると、 「令和時代に給与が上がりそうな職種ランキング」の4位にブロックチェーンエンジニアが選ばれました。
まだマイナスイメージも強い暗号資産は、法整備は進みつつあり、また、メガバンクや大手企業などの暗号資産業界参入も予想されるだけでなく、既存の事業で暗号資産やブロックチェーンを活用されることも増えていることから、導入案件は今後も増加する可能性が高く専門知識や実務経験を持った人材の給与が高騰するのはごく自然なことといえます。
米ビジネス特化型SNSとして知られるLinkedIn(リンクドイン)によると、「The Emerging Jobs Report」において、2017年度にランキング圏外だったブロックチェーンエンジニアが2018年度には第1位となりました。
「The Emerging Jobs Report」は毎年、米国で著しく求人が伸びている分野をランキング形式で発表しています。
また、アメリカのリクルート会社であるHiredは、ブロックチェーンエンジニアの平均年収は約16万ドル(約1,790万円)であると発表した。日本におけるブロックチェーンエンジニアの平均年収はわからないものの、 エンジニアの求人情報を見ると年収500~800万円 ほどが多いようです。
ブロックチェーンエンジニアの人材不足はしばらく続くでしょう。始まったばかりの市場であり供給は全く追いついておりません。
大学や企業の中にはブロックチェーン技術を学ぶコースを取り入れたところもありますが、実際にはブロックチェーンを取り巻く環境の変化もすさまじく、1期目の卒業生を出したあたりで次にはなかなか続かないというのが現状のようです。
いくつかのメジャー暗号資産プロジェクトの人材採用の話を伺った際に、 ブロックチェーンエンジニアという専門特化をするよりも人より、通常業務で秀でたエンジニアを採用する傾向にあると感じました。 反対に、ブロックチェーンの業務に関わったことがあるというレベルではなかなか採用が決まらないのも目にしております。
結局、流行り廃りに敏感になだけでは十分ではなく、日常的に自身のスキルを向上する必要もあります。
エンジニアだけの話ではありません。
流行っているからという理由でブロックチェーンや暗号資産を取り入れてもビジネスはうまくいきません。もともとそのビジネスにおいて他よりも秀でたサービスがまず必要です。 これからブロックチェーン市場に参入を予定している方には、是非この点の理解をして頂けますと幸いです。
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