2022年11月30日20時に配信を開始した、YouTube Live「コインオタク伊藤健次 質問すべて答えます!」の内容をまとめた記事になります。
https://youtu.be/rT3iz0_4104
質疑応答
ーーーー以下、抜粋ーーーー
イーサリアムの有価証券問題で、価格はどうなる?
そもそも有価証券だとまずいのかどうかの話ですね。
有価証券だと、今の取引所で取り扱えなくなります。
取り扱えなくなると結局流動性が下がるというか、実はリップルもリップル裁判の影響で売買できなくなっている取引所があるんですね。
我々からすると、日本の取引所とかバイナンスとかが上場してると、別に大して問題ないんじゃないかと思っちゃうんですけど、
やっぱり訴訟とか法律とか、規定を守ってないんじゃないか、みたいな話になると、それは無傷ではいられないというか、一定の会社は取り扱いをやめたりとか、ライセンスがないから辞退する、みたいなことが起きるわけですね。
イーサリアムも、アメリカの方で有価証券なんじゃないか?というところで始まった感じです。
今年の後半から始まったんです、この話は。
まだ始まったばかりなんですけど、もし仮に有価証券となれば当然法律が変わりまして、取り扱いができる取引所がほとんどダメになるんじゃないかな、と思います。
日本まで影響はしないんですけど、アメリカの仮想通貨の取引場の大多数ではイーサリアムは取り扱いしなくなるんじゃないか、という話になります。
しなくなったら、当然、流動性が低くなる。
買う人が減る、持つ人が減るという形になりますので、価格が下がるよね、なんですけど、そんな端的な話ではなくて、有価証券券になったら「金融商品」なので、証券会社が取り扱ったりファンドができたりとか、いろんなもので今度は新しいニーズが出てくるわけですね。
有価証券じゃなかったときの経済圏と、有価証券になった後の経済圏、どっちが大きいのかっていう予測合戦になります。
それは実際やってみないとわからないんですけど、伊藤の感覚ですけど、有価証券にならなくても裾野は広がるというか、イーサリアムの経済圏は大きいですし、仮にアメリカで有価証券になったとしても金融商品として優秀な商品になりますので、取り扱うところは増えて、結局どちらにしても需要はなくなっちゃうってことはないんじゃないか、というのが個人的な意見です。
それをベースに、イーサリアムの来年の価格は上がるのかという質問をいただきましたけど、まずイーサリアム自体がずっと開発をしていてスペック上げてるんですね。
この要素から上がる可能性は非常に高いですね。
いま冬の時代になっておりますので、仮想通貨の開発を止めるような、例えばエンジニアをリストラするっていうプロジェクトですね。
1番有名なところで言うとカルダノです。
カルダノは開発が途中で、ステーブルコインの開発チームが解散して止めた、みたいなニュースがありましたけど、やっぱり冬の時代にコストをかけて人を雇って新商品を作るというのはやっぱりマイナスというか、経営の判断として必ずしも作りゃいいってものでもないという状況だと思うんですね。
イーサリアムに関しては、そこに対しては全力で、もう来年以降、経済は回復すると予測をしているはずです。
じゃないと、こんなに開発しません。
イーサリアムは開発の手を緩めることなく、どんどん新しいものを作っておりますので、この流れからも価格の上昇はしやすいんじゃないかな、というのが1つですね。
イーサリアム自身のプロジェクトの進捗から見た価格上昇の期待というのがあります。
これとは別に、伊藤は個人的にも仮想通貨の冬の時代は明けるんじゃないかなと思います。
冬の時代、何がきっかけになったかというと、外部環境、まず1つは世界経済ですね。
アメリカが今どんどん停滞していくんじゃないかというところが1つと、ロシアの戦争が長引くんじゃないかというところと、コロナです。
この三重苦が外部環境ですけど、やっぱり言ってられないわけですね。
これが10年もこの三重苦がずっとあるかといったら、逆にそっちの方が想像つかなくて、早く早く解決をしようという動きになっております。
コロナだけが、人の力でどこまで早めに止められるかってところなんですけど、ロシアの戦争も人がやってる話ですし、アメリカ経済の話も別に今に始まったことではない。
ですから、経済を好転させようとみんなが頑張ってやってますので、比較的前倒しで解決する内容になるんじゃないかなと思います。
これとはまた別に、ブロックチェーン自体も新しいエコシステムを作ってますよね。
WEB3と言われるDAOだったりメタバースだったりNFTだったり、これに全部イーサリアムも関係してるんですよね。
新しい産業ができればそれだけニーズがアップするという形になりますので、イーサリアムだけの話ではないんですけど、2023年というのは冬の時代が長引くとは思っておりません。
2つ目のご質問で有価証券なのかという問題は、これは長引きます。
どこで争われてるかというと、SECが争っている話になりますので、SECが過去に話をサクサク進めたことがあまりないので、同じぐらいはかかるんじゃないですかね。
2025年に「まだイーサリアムって有価証券なの?」とかってやってそうな気はします。
バイナンスが日本に来たらCOTも上場する?
バイナンスが日本にいよいよ進出するというところで、サクラエクスチェンジを買収して日本進出することになったようです。サクラエクスチェンジに上場しているコスプレトークン「COT」はバイナンスグローバルにも上場しますか?
バイナンスジャパンが取り扱う銘柄とバイナンスグローバル、銘柄が連動するのかサービスが連動するのかって話なんですけど、おそらくないと思います。
コスプレトークンが上場するかしないかはまだ今の段階でははっきりしないんですけど、例えばバイナンスジャパンにコスプレトークンが上場するのかなと思う方もいらっしゃると思うんですけど、そこは連動していないと思います。
基本的にはすぐにバイナンスグローバルでコスプレトークンが上場することはないと思うんですが、バイナンスジャパンがめちゃくちゃ盛り上がって、みんなでコスプレトークンめっちゃ応援する文化になって、「日本でものすごく人気だから、これグローバルでもやろうよ」っていう流れはゼロではない。
バイナンスジャパンができてからCOTがどこまで盛り上がるのかが、グローバルの方で取り扱いされるのかされないのかっていう判断になると思います。
仮想通貨が証券化するメリットとデメリットは?
仮想通貨が証券として認定されると、どんなメリット・デメリットがありますか?
メリットとしては、実は証券認定した方が取り扱う人は足元は増えるのが早いと思うんですね。
金融商品となったら、まともな情報が開示されて、それでみんな触り出して、いま仮想通貨触ってる人って期待値だけで触っていて、実態が分からなすぎるはずなんですよ。
実態がわからないから手を出せないという人の方が多いので、証券化した方が実はマーケットは足元大きくはなるんですけど、キャップがかかります。
今は期待値だけで突っ込んでいるので、期待値というのは実体以上の価値がありますので、宇宙ビジネスに近いんですかね?
じゃあ宇宙ビジネスといったときに、経済規模がわからないですよね。
「どれぐらいの人がこれで恩恵受けるんだろう」、「市場規模は何千兆なんだろう」みたいな状態が仮想通貨なんですけど、これが自動車産業だった時に、少なくとも限界値がわかります。
どういう人がどういうタイミングでどれぐらいの自動車に乗るのか、データがありますので、何兆円っていう産業になった時に、さすがにそれ以上は広がらないだろうっていうキャップがつくんですね。
メリットデメリットといったらそこだと思います。
ある程度拡大が早いのはメリットなんですけど、どうしてもキャップがついて、それ以上に大きくならない、すごく現実をつきつけられる形になるのが仮想通貨にとってのデメリットかなと思います。
それは別に、どっちの方が皆さんにとってのプラス・マイナスはなくて、人によってバラバラですね。
僕的にはどっちでもいいかなっていうのは正直なところで、ただあまりにも金融商品すぎちゃうと、伊藤がわざわざこうやって解説する必要がなくなるんですね。
全部数字で出ますので、レポート見りゃいいだけって話になるので、普通の株式と同じようなマーケットになっちゃうと、ちょっと面白味が半減するかなっていうのは個人的にあります。
フリーWiFiでハッキングされる仕組みとは?
フリーWiFiに繫ぐとハッキングされると言われてますよね。ハッキングされる仕組みを教えてください。
フリーWiFiにつなぐと、接続してる人が何を見てるかとかどうやってログインしたかって情報が取れるんですよ。
その時に、例えば取引所のパスワードを入力したとしたら、そのデータって取れるじゃないですか。
取っちゃダメですよ!いたずらでやってもダメですからね。
取った人がそのままログインした時に、普通にログインできちゃうようなサービスの場合はもうアウトですね。
仮想通貨というのはめちゃくちゃセキュリティを強くしてますけど、クレジットカードとかもダメですからね。
クレジットカードだって手打ちしちゃったりしたら普通に取られちゃいます。
ショッピングサイトが暗号化して通信したり、いろんな形で通信が見られたとしてもクリティカルな情報は取られないっていう状況をやっているんですが、仮想通貨の場合は始まったばかりのサービスというのと、正式に作られていないものだってあるじゃないですか。
例えば、コピペコピペで作ったようなDEXが一時期流行ったと思うんですけど、ああいうのってセキュリティが入ってなかったり、通信が暗号化されていないとか、ショッピングのECカートシステムで言ったら「何やってんです?」みたいな、そんなガバガバなセキュリティって言われるようなものも多かったんですよね。
今も多分あると思いますけど、さすがに大手はそういうのはちゃんとしてるので、フリーWiFiでもそこまでセキュリティが甘いというわけではないんですが、例えばアプリゲームって筍のようにボンボン出てくるじゃないですか。
大してこう開発に力を入れてないようなところが、たまたまブロックチェーンゲームっていいなって言ってMove to Earnのパクリみたいなものを出したときに、通信が全部丸裸でした、というようなことが無きにしも非ずなわけですよね。
そこに対してウォレットを接続するわけじゃないですか。
そういったものがフリーWiFiでなにかサービスをやってたら、当然、見てる人が「これ、ガバガバだな」と言ってログイン情報を取って勝手にお金を抜くということは、誰でもできちゃうという感じです。
気を付けないといけないのが、まずフリーWiFiは繋げないというところと、フリーWiFiを繋げた時に何かログインしたりクリティカルな情報を入力しないとか、個人でできる範囲のセキュリティをやりましょう、という話になります。
カフェって実はハッキングが多いんですけど、例えばマックとかでフリーWiFiがあると思うんですけど、マックで大金を触ってるってイメージはあまりないじゃないですか。
学生さんがいっぱいいるところで、誰かのウォレットハッキングしてやろうってなった時に、対象になる人がいないわけですね。
金持ってないんじゃないかなみんな、みたいな感じになるわけですよね。
お金を持ってる人がいっぱいいそうなところのフリーWiFiは良くないと言われております。
それはどこかというと、空港なんですね。
空港のフリーWiFiは1番気を付けてください。
コインチェック、バイナンスのお金は出金した方が安全?
今はコインチェック、バイナンスのお金は銀行に出金しといたほうが安全ですかね?
海外取引所には当然、現金は入っていないと思います。法定通貨ですね。
基本入ってるのは仮想通貨だと思います。
まずコインチェックに法定通貨が入っていた場合、一応これは資産保全がありますので大丈夫といえば大丈夫なんですけど、親会社も一応マネックスですからコインチェック自体は大丈夫なんですけど、
FTXジャパンが前例を作ってしまいましたので100%大丈夫と言い切れないんですが、コインチェックとかは99%ぐらい大丈夫ですよ。
ただ、もう本当に怖いなっていう人であれば、おっしゃる通り銀行とかの方がいいと思います。
バイナンスのお金は銀行に預けた方がいいかっていう質問になると、全部換金する話になるわけですね。
全部手じまいして仮想通貨を1枚も持たない状態で法定通貨にした方がいいか、みたいなアドバイスになった場合は、それはちょっと過敏かな、というのは個人的に思います。
今回のFTXショックとか、ナントカショックが連鎖してます、じゃあみんな仮想通貨やめましょう、って言いたいわけではないんですよね。
注意しないといけないところは注意して、でも仮想通貨の未来というのはまだ全然ありますので、
これは人によってリスクは異なりますけど、ご自身の資産形成の中で過剰にリスク取ってるなと思う方は、やっぱり一部外していただきたいですし、
「資金管理ちゃんとしてます」という人と「もう国内を全部使うようになりました」という人にとってみると、仮想通貨やめるべきかというと、それはもうリスクヘッジが十分できてるな、と個人的には思います。
SECはアンチ仮想通貨組織なの?
SECってなんかアンチ仮想通貨組織なの?(笑)
意図はないはずですよ、SEC、金融庁ともに。
アンチっていうのは、国家戦略的な話ですよね。政府機関ですから。
政府機関として使わせたくないものってありますよね。
例えば、外交してほしくない国とか、もう触ってほしくない商品・サービスに関しては禁止されてますよね。
そういったものはもう規制されます。
そう考えると、アメリカも日本も仮想通貨禁止してないじゃないですか。
てことは、考え方としては推進派になるんですね。
推進派になるんですけど、当然なんでもいいのではなくて、健全な経済の発展をするために認められる範囲じゃないものに関しては全部排他をするという形になります。
よく陰謀論みたいな形になっちゃうんですけど、皆さん自身が管理する側になれば、やっぱりコントロールできないものに関してはちょっとやめてほしいと思いません?
それがいいか悪いかは今の時点で判断できないとないときに、かと言って禁止するわけにはいかない、もしかするといいものかもしれないから、となった時に、ちょっと落ち着け、って言いたくなりますよね。
SECとか金融庁がやってるのは完全なる禁止じゃなくて、判断に迷った時に「落ち着こう」っていう、禁止の2歩か3歩前ぐらいのステップのものをよく出してます。
それが進めたいんだか止めたいんだかわからないよ、と言われちゃう所以なんですけど、本当に止めたかったら禁止してます。
禁止のカードが切られていないですし、禁止の気配すらないので、どちらかというとアメリカも日本も推進国なんじゃないかなと思います。
BOBAネットワークについて
BOBAネットワークの将来性はどうでしょうか。バイナンス上場はあるのでしょうか。
バイナンスの上場はあるかもしれないですね。グローバルで広がってますし。
ただ、いまバイナンスに上場するとかコインベースに上場するというのは、特にそれが価値が認められたという表現ではないですね。
やっぱり先にコミュニティですね。
先にコミュニティで、そこから取引所が後追いの形になってるのが今になりますので、BOBAネットワークが広がるためには、取引所に上場じゃなくて利用者が普えていかないと先には進まないかなと思います。
全部のアルトコインが、今そんな状況ですかね。
ハードウォレットのおすすめは何?
ハードウォレットのおすすめは何ですか?個人的にはd’centがお気に入りなのですが…
古いのしか使ってないんですね、伊藤は。
ハードウォレットって、なくさないっていうのと使いやすさなんですが、レジャーなのって使ってる人が途中で使わなくなるんですね。
なんでかというと、まず液晶が小さすぎるのと、色々触らないといけないからめんどくさいっていうのがありまして、元祖ハードウォレットみたいなところなんですが、結構それで印象ついてハードウォレットって全部不便だよねって感じになったと思うんですけど、
伊藤がYoutubeをやってる中で、案件としてウォレットの解説動画を作ってくれってチラホラあるんですよ。
それで触ってて思うのが、レジャーなのが不便なだけで他のウォレットって普通だなって思います。
カードタイプのハードウォレットとかあると思うんですけど、使い出すと、結構普通に使ってますよ。
ハードウォレットって確かに何万円かするので、試してどれがいいってやりたがる部分はあるんですけど、USB系のものとカードタイプのもので大きく分けた時に、それがご自身の生活環境でどっちが便利なのかっていうところだけだと思います。
伊藤はマックを使ってるのでUSBタイプは刺さらないんですよね。
なのでUSBタイプにしていないだけなんですけど、カードタイプとかはなんのストレスもなく普通に使えるので、多くの方がカードタイプになっちゃうんじゃないかなって個人的には思います。
多分どれでもいいんですよ。
ログインするためのキーですから、ハードウォレットでポチポチ何か作業するってことはあまりないですから、基本的には持ち運べて失くさなくて壊れにくいっていうものですね。
よく水没とかの話も聞きますね。
USB系のものってカバンに入れておいてビチャビチャになって水没するってことがあると思うんですけど、一応電化製品なのでそんなに乱暴に扱ってほしくないんですが、カードタイプとかだと水没しにくいかなと個人的に思います。
SafePalは大丈夫?
SafePalは大丈夫そうですか?
資金を保管するという部分で言うとセーフパルはウォレットとしては大丈夫な方です。
メタマスクと同じ、IPアドレス取得のような個人情報を収集しないかというと、セーフパルもトラストウォレットも、ウォレットとして「データを収集しません」という話をしましたので、そこも足元は大丈夫かなと思うんですけど。
結局メタマスクはあまり言いませんでしたけど、メタマスクが自発的に顧客データを取るっていう判断をするわけないじゃないですか。
あれは完全に当局が情報を取るように言ってるものだと思うんですね。
今週もプーチンがロシアの方で仮想通貨の決済を導入するみたいな話が出てますけど、やっぱりロシアの牽制だと思います。個人情報の取り扱いに関しては。
ウォレットの会社としてはデータを取らざるを得ない場面は出てくると思うんですけど、何を考えてやってるかというとロシアを考えてやってるはずなので、おそらく日本の方は全く関係ないんじゃないかなと思います。
バイナンス以外でファイルコインの運用先はある?
バイナンスぐらいしかファイルコインのレンディング先を知らないのに…。どこかいいファイルコインの運用先はありますか?
レンディングは危ないから、いまは推奨しておりません。
レンディング会社はどんどん潰れていってると思いますけど、これは連鎖すると思いますので、取引所のレンディングもそうなんですが、レンディングはあまり今触らない方がいいですよ。危なっかしいので。
イーサリアムは証券認定される?
SECはイーサリアムを証券認定すると思いますか?
証券認定する可能性の方が高いなと思います。
ただ、それに追随して世界各国のいろんな国がアメリカに右へ習えするかっていうと、それは全然違うかなと思います。
アメリカだけガラパコスじゃないですけど、仮想通貨の法律が変わった形で施行されるような気はします。
通常だとアメリカが世界のルールを決めたり、特に国際機関で使うような仮想通貨、ビットコインとかイーサリアムをどの国も今も使うとなった時に、アメリカはこう、日本はこう、というのはやりにくいはずなんですよね。
国際社会で共通ルールってよくやるんですけど、国際社会の共通ルールから逸脱してるのがアメリカになっちゃってますね。
他の国は別に仮想通貨のルールに関しては、今のところアメリカと足並みを揃えるような空気はありませんので、アメリカだけがちょっと変わり者で進んでいくような未来なんじゃないかな、というのが個人的な予測です。
PALMの将来性について
半年くらい前からPALMというトークンになんとなくの将来性を感じ、保有しています。今、下落していますが将来性について解説いただければと思います。
Palmswapだったら2ヶ月ぐらい前に伊藤がCEOと対談した銘柄になりますのでよくわかるんですけど、DEX、DeFiですね
DeFi系の銘柄ってありますよね。
DEXのトークンでもいいですしスワップのトークンでもいいですし、運用系のもの全般なんですけど、今レンディングはちょっと気を付けてくださいという話をしてるんですが、
レンディングも分散型のレンディングがありますから、その中に含まれてしまうんですけど、今は資産運用の銘柄は冬の時代を迎えているんですけど、
あと半年ぐらい、もしくは長ければ1年ぐらいかかっちゃうかもなと思うんですが、2021年に起きた仮想通貨のブームありますよね。
ビットコインが過去最高値、大体の銘柄が過去最高値行きましたけど、これはDeFiブームが牽引をしました。
2023年の年末後半ぐらいには第2のDeFiブームが来るんじゃないかなと個人的には予測しております。
その時にPALMさんとか2021年に大きく成長したプロジェクトとか、今は思いっきり底値ですけど、こういったところは復活したり新しいDeFiのサービスが盛り上がったりするんじゃないかなと思います。
こういう予測をすると「早くない?」っていう話をされるんですね。
2021年が山、2022年が谷、2023年が山ってなると、それって結構異常なスピードじゃないかみたいな話なんですけど、実は過去こんな感じなんですよ。
カクカクいってガーンと上がってるって状況になっておりまして、やっぱり新しいサービスなので、ブームになって収束しました、でも価値がなかったわけではないんですね。
悪い膿が出た形になって、健全に成長したら元以上の力がありますので、個人的にはPALMも期待してますし、DeFi全般が来年ブームになるんじゃないかなと思います。
GrayscaleでBTC・ETH以外が割高なのはなぜ?
GrayscaleのファンドでBTC、ETHは40%割安なのに、LINK、FILE、MANAは割高なのは、なぜかご存知ですか?
おそらくこれはホルダーの特徴なんだと思います。
撤退をしたんじゃないかなと思います。
このグルースケールの話はなかなかすごいことが起きておりまして、グレースケールというのはファンド会社なんですよね。
ファンド会社で顧客の資産を預かって仮想通貨を買ってるような感じだと思ってください。
顧客の預かり資産以上に仮想通貨を持ってるんですよ。
にも関わらず、ビットコイン、イーサリアムの評価額が実態価格より乖離しております。
すごい極端な話をすると、ビットコインが市場価格よりも40%引きで買えるよって話なんですね。
あまりにも安値で放置されてるので買ってる会社が多いですし、グループ会社が買っております。
グループ会社が買ったことによって、「これってFTXの二の舞なんじゃないの」という疑いが入ってるんですね。
FTXが何をやったかというと「うちはすごいので安心してください」と言って買わせて預かって、実際には存在しないものを膨らませたっていう形なんですけど、グレースケールでもそれをやってるんじゃないの、というふうに疑われてるわけですね。
ビットとイーサだけは市場価格から40%も乖離して割安なのに、他の銘柄は動いていない、もしくは高いのはなぜかというと、やっぱりこれも気持ち悪い部分で、「グレースケールの他の銘柄って誰も買ってないの?」みたいな話ですよね。
実はビット・イーサ以外にもライトコインとか、そういったものもかなり乖離してるんですけど、ここらへんに関しては、外のお金を入れていて外の人たちががっつり抜けたので、そこに対して補填ができないんだと思うんですね。
自分たちで買い支えをするって考え方があるじゃないですか。
買い支えができない規模になってるんじゃないかなと思います。
なので割安で放置されてるっていう状況だと思います。
グレースケールが今、倒産するかもしれないっていうのがずっとニュースで流れてるんですけど、倒産すると、FTX騒動よりも大きな金額が吹き飛びます。
FTXよりもちょっと大きめな会社なんですね。
グレースケールが潰れちゃうと、この業界また冬の時代が半年ぐらいは長引くので、頑張ってもらいたいなっていうところですね。
買ってるところも多いので、価格の乖離は1・2ヶ月で元に終息するんじゃないかな、と思います。
バイナンスが日本に参入したらバイナンスグローバルは使えなくなる?
バイナンスが日本に参入すると、本家のバイナンスは使えなくなるのですか?
その通りです!
なんで使えなくなるのかというと、バイナンスグローバルがライセンスを取ってないからですね。
バイナンスグローバルが日本のライセンスを取れないから、バイナンスジャパンを立ち上げる。
ライセンスを取った会社を買収したんですけど、ライセンスでやります。
もしバイナンスグローバルがライセンスないのにサービスをずっと使えるという状況になれば、バイナンスジャパンの方に何かしらの立ち入りが入ります。
結局、バイナンスジャパンを作るのか、それともバイナンスグローバルでライセンスを取るのかっていう2択しかなかったところに対して、バイナンスジャパンを作るという判断をしたのが、今回の結末になります。結果、使えなくなります。
仮想通貨の保有率が上がると仮想通貨全体の価格も上がる?
仮想通貨が今よりもっと認知され世界全体の保有率が上がると仮定した時、単純にそれに伴って通貨全体の価格も上昇するのですか?特定のコインではなく仮想通貨全体の可能性の話です。
はい、その認識で大丈夫です。
買う人が多いから、使う人が多いから経済圏が大きくなって価値が上がるという形になりますのでシンプルにそのまんまなんですけど。
例えばLINEとかが分かりやすいと思うんですけど、LINEというサービスは競合他社さんがいっぱいいるじゃないですか。メッセージのやり取りをするアプリケーション。
LINEさんの一番の価値って何?っていった時に、すごい速度が早くメッセージが送れるとか、どこのSNSよりもどこのチャットサービスよりもスタンプが可愛い、とかではなくて、「みんなが使ってる」って感じだと思うんですね。
インフラになるというのを目指してるわけです。
インフラになればなるほど、ずっと使い続けられるのでずっと経済が上がっていくし、人って増えてるじゃないですか。
80億人にこれからなるそうですけど、ここから下がるわけじゃないですね。
日本は人数が頭うちで下がるから経済が小さくなってるって感じしますよね。
人数が多い国っていうのは、東南アジアでも人が多い国とか平均年齢が若い国がこれから経済が大きくなりますと言ってるのは、使ってる人が多いから、生きてる人が多いから、という形になります。
未来のインフラになっちゃえば、そこから黙っていてもずっと人は増えていくので、ずっと使われ続ける、ずっと価値は上がっていく、という形になります。
CBDCのブリッジになりそうなプロジェクトはある?
XRPとChainlink以外に、CBDCのブリッジになりそうなプロジェクトはありますか?
はい、あります!
ISO20022かな、国際金融企画を取ってるブロックチェーンというのがあります。
代表的なのがリップルなんですけど、あとはヘデラハッシュとかXDCCですね。
全部で8つぐらいかな。
ライセンスを取っていて実際にCBDCの技術開発に使われているっていうところもあります。一番大手はリップルなんですけど。
CBDCのブロックチェーンって調べると結構出てくる情報かなと思います。調べてみてください。
ブロックファイやジェネシスが倒れて特に危ないプロジェクトは何?
ブロックファイ、Genesis、DCGが倒れたとき、特に危ないプロジェクトはありますか?FTXが倒れた時にSOLが下がったように。
それで言うと全体じゃないですかね。
メジャー銘柄の保有率が結構大きかったと思うので。
特にビットコイン、イーサリアムとかが大きく下がると思うんですが、結局、ビットコインとイーサリアムが大きく下がったら他のアルトコインが下がるんですよね。
なので、業界全体に対して及ぼす影響が大きいです。
ブロックファイはレインディング会社ですし、DCGも仮想通貨の投資会社みたいなところですから、法人に対して影響がありますね。
いろんなサービスが潰れちゃうと思います。
コインデスクかコインテレグラフの親会社なんですよね。要はメディアが潰れますね。
FTXって取引所じゃないですか。
取引所は使ってるか使ってないかの方が大きかったんですけど、このDCGデジタルカレンシーグループの方は、たぶん皆さんがサービスとして使っているところが多いと思うんですね。仮想通貨を預けてるとかじゃなく。
そういったところが潰れてくことによって、使ってたのにサービスがなくなっちゃって、なにか新しいツールないかなっていう、ツールが不足して不便になる感じの影響の方が大きいかなと個人的には思います。
NXDプロジェクトについて
NXDプロジェクトなのですが、思考錯誤を繰り返しているのか頻繁に予定が変更されたりで、不安視するホルダーが多いのですが、どのように思われますでしょうか。
今の環境で、立ち上げたばかりみたいなプロジェクトは、やり直しというか、ロードマップの引き直しをしてます。
まだやってるだけマシで、冬の時代ですからコストになるじゃないですか、人雇ってたりするのは。
人を解雇して、あと一旦開発を止めますっていうところが多いんですよ。
今はアルトコインはやめてください。
潤沢に資産があるわけではないので、借り入れできないんですよ。
借り入れできないというのは、この業界ってお金がぐるぐるぐるぐる回ってるわけですね。
ファンドで出資するような会社があるんですけど、そこがFTXに巻き込まれてますから、資金の引きはがしをしてるんですね。
資金の引き剥がしをしてると、元々契約していたものも払われないとなれば、もう人を雇えないから止まるっていう形で、本商品をリリースしてないサービスに関しては年単位で止まると思います。
こんな状況でも開発を止めないとか、むしろ強化してる、ライバルが減ったことがプラスだと言って前に思いきり突っ込んでいるプロジェクトだったらまだいいんですけども、「ちょっと今1年ぐらい様子見します」みたいなのに関しては、再浮上するには時間がかかると思いますので、ご注意ください。
今はメジャー銘柄が一番いいと思います。
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