NEM(ネム)の最新情報
NEM今後の価格予測!
Symbol狙いは危険?チャート付き解説!今後は大幅下落?
NEMの新ブロックチェーン「Symbol」の巨大アップデートは2月実施価格高騰か?
NEMの「Symbol」の巨大アップデートは2月実施となり価格高騰が期待されています。
詳しくは、編集長の伊藤が自ら動画で解説しておりますのでこちらをご覧ください!
【速報】NEM Groupが新ブロックチェーン「Symbol」立ち上げに関するロードマップを発表しました<2020年9月26日更新>
2020年8月17日に、NEMグループは新ブロックチェーンSymbol立ち上げに関する最新の予定を発表しました。
Symbolネットワークのメインネットローンチについては、2020年12月17日と設定しています。
予定通り進めば、新通貨XYM(ジム)付与に関わるスナップショット(保有量の確定)は、12月の前半2週間の中で実施される見込みです。
こちらのニュースに関して編集長伊藤の解説はこちらへ!
【速報】バイナンスが仮想通貨ネム(XEM)のステーキングサービスを開始しました<2020年9月26日更新>
2020年8月18日に、大手仮想通貨取引所Binance(バイナンス)が同取引所のステーキングサービスである「Binance Staking(バイナンスステーキング)」において、NEM(XEM)を追加したこと発表しました。
公式発表はこちら
【速報】NEM GroupよりSymbolのオプトイン開始日が公表されました。<2020年9月26日更新>
2020年8月25日に、NEM GroupがSymbolのオプトイン開始日を公表しました。
オプトインとは、ネム(XEM)保有者がXYMを受け取る「意思表明」を行う新通貨の付与方式のことです。
オプトインの手続きは2020年9月15日に開始されています。
NEMのその他の開発記事はこちらから
「NEM HUB」がグローバルローンチ
NEM(ネム)の基本情報
通貨記号:XEM(ゼム)
承認方法:PoI (Proof of Importance)
発行上限:8,999,999,999 XEM
販売時期:2015年3月31日
NEM(ネム)の公式SNS、サイト、コミュニティー
公式サイト(英語)
公式サイト(日本語)
ホワイトペーパー
Twitter(英語)
Twitter(日本語)
Telegram(NEM Japan)
Telegram(NEMberia Japan)
Facebook
NEM(ネム)の過去最高値
過去最高値:¥219.19 JPY (Jan 04, 2018)
参照:CoinMarketCap
NEM(ネム)の過去最低値
過去最低値:¥0.008309 JPY (Sep 15, 2015)
参照:CoinMarketCap
NEM(ネム)の相場
2020年8月に入ってからは、仮想通貨市場の価格が緩やかに上昇し始めました。
NEM(ネム)もビットコインと相関を保ちながら上昇しています。
2020/9/1に前日比20%高の17.7円を記録しました。CMC時価総額ランキング18位まで順位をあげました。
NEMと取引所の関連記事はこちらから
取引所バイナンス、仮想通貨ネムをステーキングサービスに追加(2020/8)
NEM(ネム)のシンボル
NEMのロゴは、「金銭的自由・分散化・平等」の3要素を表しているそうです。
NEM(ネム)の特徴
NEM(ネム)は、PoIやハーベスティングといった独自のしくみを採用した仮想通貨(暗号資産)です。
ネム(NEM)とビットコイン(Bitcoin)の違いについてはこちら
NEM(ネム)の開発目的
NEMという名称はNew Economy Movement(新しい経済活動)という意味からきており、経済活動にインパクトを与える革新的なプロジェクトです。
NEM技術を振興し、ビジネス、学術、そして政府部門にまでその採用を拡大することで、非中央集権のエコシステムを目指しています。
NEMの2020年12月公開予定のプロジェクトはこちら
ネムの新ブロックチェーンSymbol、12月にリリース予定
NEM(ネム)とは、NEM(ネム)の生い立ち
NEMというのは仮想通貨と認識されがちですが、本来はプラットフォームの名称です。NEMによって開発された仮想通貨がXEMです。
NEMは2014年1月に行われたbitcointalk.orgのフォーラムのなかで、「UtopianFuture」と名乗る匿名のチームによって、「コミュニティー指向の仮想通貨をゼロから開発する」というゴールのもと開発が始まりました。
しかしながら、「UtopianFuture」についての情報はほとんど公開されておらず、詳しい事情や内部情報は謎に包まれたままです。
ブロックチェーンプラットフォームNxt(ネクスト)から着想を得た画期的なシステムとして、NEMの存在は多くの人たちに認知されていきます。
従来の仮想通貨の課題を解決するシステムとして、2015年3月31日に公開されました。
NEM(ネム)とビットコインの違い
NEM(ネム) | BTC(ビットコイン) | |
---|---|---|
通貨の発行上限 | 8,999,999,999XEM | 20,999,999.9769BTC |
通貨の発行 | 初期に総数量を発行済 | ブロック毎に発行 |
コンセンサスアルゴリズム | PoI(Proof of Importance) | PoW(Proof of Work) |
主な利用方法 | 送金 / 決済 / 投資 / 事業 | 送金/決済/投資 |
その他 | 通貨以外の機能あり |
NEM(ネム)とビットコインの最大の違いは、通貨の発行と承認方法(コンセンサスアルゴリズム)です。
NEMは公開時に総数量(8,999,999,999 XEM)が発行されています。ビットコインは1ブロックを生成するごとに報酬(現在は6.25BTC)として発行されます。
NEMのコンセンサスアルゴリズムはPoIという特徴的なアルゴリズムを採用しています。
これは、ネットワークにおける重要性を指標にして取引の頻度や取引量、また個々の取引の信頼性をスコアを元にマイナーを承認するアルゴリズムです。
後述するPoWの課題を解決するアルゴリズムとなっています。
ビットコインはPoWとなっており、ハッシュ関数という非常に複雑な演算の答え(ハッシュ値)を最も早く見つけたマイナーが報酬を受け取ります。
PoWでは大規模なマイニングシステムを構築できる一部のノードに富が偏在するという問題と、マイニングに使用するコンピュータの電力使用量が膨大になることが課題となっています。
NEM(ネム)のマイニング方法
NEM(ネム)はすでに全て発行済で流通しています。よって、ビットコインのようにマイニングによって常に新規発行されることはありません。
ビットコインでは取引を承認する作業のことをマイニングというのに対し、NEMではハーベスティングといいます。
NEMはPoIというコンセンサスアルゴリズムであるため、ハイスペックなマイニングマシンが不要であり、ある条件を満たした人に対してランダムで報酬が与えられる仕組みとなっています。
ハーベスティングの方法には、デリゲートハーベスティングとローカルハーベスティングという2つの方法があります。
・デリゲートハーベスティング
デリゲートとは「委任」を意味しています。
デリケートハーベストではパソコンがオフライン状態、もしくは電源が切ってある状態でもハーベストを実行できます。
一般的には、スーパーノードといわれる端末にハーベストを委託してハーベストを行います。
・ローカルハーベスティング
ローカルハーベスティングは、マイニングのように自身でコンピュータを常に稼働をしておかなくてはいけません。
自身でスーパーノードとなれば、1ヵ月に約20万円の収入を得られるケースもあるようです。
ただしスーパーノード入手には300万XEMの保有と毎秒2000回以上のハッシュなど厳しい条件があります。
NEM(ネム)の特徴①:プラットフォームのNEMで独自トークンを発行できる
NEM(ネム)のプラットフォームにおいて、「ネームスペース」や「モザイク機能」を利用することで独自トークンを発行することが可能です。
ネームスペースとは、テキストで表すNEMアカウントのアドレスとなります。インターネット上でのドメインネームと同様の機能を持っています。
「NIS1」でネームスペースを登録するためには、100XEMの費用が必要となります。
モザイク機能とは、ネームスペースで使われるアセットになります。ブロックチェーンにおけるトークンやデジタルアセットに相当します。
モザイクを作成する際に10XEMの費用が必要となります。
NEM(ネム)の特徴②:セキュリティー面
NEM(ネム)は独自のセキュリティでも優れています。
EigenTrust++(アイゲントラスト)というノードの重要性の決めるためのアルゴリズムを採用しており、それがネットワークのセキュリティを大幅に強くしています。これは他の暗号通貨にはない特徴です。
さらに局部的スパム防止の手法を用いているため、ネットワークの処理能力が限界になったときに、スパムを試みるノードのみをシャットダウンさせることができます。これも他の暗号通貨にはないNEM独自のものです。
NEM(ネム)の特徴③:取引処理、送金手数料
NEM(ネム)の取引処理は以下の通り、仮想通貨の中では比較的早い部類となります。
また、取引所により送金手数料は違いますが、概ね0.5〜20XEMが相場のようです。
主な仮想通貨の1ブロックの送金速度を比較してみます。
【1ブロックの送金速度】
通貨名称 | 送金速度 |
---|---|
ネム | 約1分 |
ビットコイン | 1時間前後(状況によっては数日かかることも) |
イーサリアム | 約5分(状況によっては数時間かかることも) |
リップル | 約3秒 |
モナコイン | 約1分30秒 |
ライトコイン | 約12分 |
ビットコインキャッシュ | 1時間前後 |
NEM(ネム)の特徴④:価値が落ちにくい
NEM(ネム)はすでにすべての枚数が発行済みとなっています。
価値というものは需要と供給のバランスで決定されます。
通貨は追加発行によって供給量が増えれば価値が下がりますが、NEMにはそういった心配がありません。
しかしながら、需要が増えれば価値が上がっていきますので、高値で安定してしまうと取得しづらくなってしまいます。
NEM(ネム)の特徴⑤:新しいプロダクトで価格上昇しやすい
NEM(ネム)のプラットフォームを利用して、独自トークンを発行することができます。
例えば、トークンをポイントプログラムとしてビジネスに活用したり、ICOとして資金調達の手段にすることも可能です。
この独自トークンがこれらの新しいプロダクトとして活用されるとNEMの価格上昇につながると考えられます。
NEM(ネム)の特徴⑥:ハーベストで報酬獲得
NEM(ネム)のハーベストの大きな特徴は、ハーベストに対してかかるコストが少なく、手軽に始められることです。
ハーベストで報酬を獲得するための方法は以下のとおりです。
・専用ウォレットの準備
NEMの専用ウォレットに登録する必要があります。
ダウンロードはこちら。
・NEMを購入
ハーベストに参入するには10,000XEM以上のNEMが必要です。10,000XEM以上を一定期間ウォレットに収めている必要があります。
・既得バランスの保管
既得バランスとは、 一定期間ウォレットに収まっていることを意味します。
NEMの保有量が多いほど既得バランスとして必要な期間は短くなりますが、概ね数週間から数ヶ月が目安となっています。この間に売ってしまうことが無いよう注意が必要です。
・ハーベストの開始
ローカルハーベストでは必要な設定がありませんので、デリゲートハーベストについて紹介します。
専用ウォレットへログインして、「サービス」→「デリケートハーベスティング」→「デリケートアカウント管理」へと進んでいきます。
次に、「任意有効化」を選択し、ウォレットのパスワードを入れて送信を押して有効化が完了するまで待ちます。有効化まで約6時間かかります。
「リモートステータス」で有効化を確認することができます。
ハーベストが有効化したら、いずれかのノードを選択し、ステータスが有効となるのを確認します。有効になったらあとは、自動でハーベストが行われるのを待ちます。
NEM(ネム)のデメリット
ビットコインと比較して性能に優位性があるNEMですが、当然ながらデメリットもあります。
NEM(ネム)のデメリット①:PoIスコア
NEM(ネム)で報酬を受け取るためのハーベスティングはPoIの承認方法がとられており、Importance(重要性)によって決定します。
しかしながら、 PoIスコアの決め方が非常に複雑で高度な数学知識 が必要となります。
PoIスコアは「XEM(ゼム)の残高」「取引量」「取引回数」「取引相手の人数」などによって NEMへの貢献度が高い人が報酬を得やすい ように設計されています。
NEM(ネム)のデメリット②:ネットワークの維持
NEM(ネム)のネットワークはスーパーノードと呼ばれる重要なコンピューターで維持されています。
スーパーノードになれば、高額な報酬を受け取れる可能性があります。
ただし、スーパーノードになるにはハーベストよりも厳しい以下の条件をクリアしなくてはなりません。
スーパーノードに対して、毎日報酬が支払われていますが、計算上ではそろそろ支払う報酬が底をつくと試算されています。
報酬がなくなるとスーパーノードが離脱し、ネットワークが維持できなくなる可能性があります。
NEM(ネム)の技術と仕組み
NEM(ネム)は、ビットコインやイーサーリアムとは違った独自の技術が採用されています。その技術と仕組を紹介します。
PoIとは
NEM(ネム)は承認アルゴリズムにPoI(Proof of Importance)という方式を採用しています。
これは、NEMに貢献した重要度のスコアによってハーベスティングに成功するかどうかが確率的に決まります。
ハーベストとは
NEM(ネム)におけるブロック承認のことを、ハーベスティング(収穫)と呼びます。
前述の通り、ハーベスティングには2種類の方法があります。
1つ目がローカルハーベスティングです。ローカルハーベスティングは、自身のコンピューターを動かし続けなければなりません。
2つ目が、デリゲートハーベスティングです。デリゲートハーベスティングでは、他者にハーベスティングをデリゲート(委任)します。
運用するためのコストはかかりませんが、手数料を支払う必要があります。
カタパルトとは
NEM(ネム)の次世代コアエンジンが「カタパルト」です。あらゆるビジネスデータを取り扱える実用性とセキュリティを備えた最も使い勝手の良いブロックチェーンを目指しています。
数多くの処理速度とスケーラビリティ向上の為の機能強化に加え、カタパルトは非中央集権型のブロックチェーンではこれまで無かった新機能を搭載します。
アグリゲート・トランザクションやマルチレイヤー・マルチシグネチャー・アカウントなど、パブリックとプライベートの二つのブロックチェーンで利用できます。
また、最先端のスマートコントラクト機能を、コーディングやセキュリティリスクに悩まされる事なく利用することができます。
アポスティーユとは
NEM(ネム)には公証に使える機能があります。それが Apostille(アポスティーユ) です。
日常で使われるアポスティーユとは、ハーグ国際私法会議で締結された外国公文書の認証を不要とする条約が定めているもので、駐日領事による認証に代わり公文書に外務省、公証人役場等が実施する付箋による証明のことです。
これと同等の機能をブロックチェーンを使用することで実現しています。
NEMのブロックチェーン上に記録されることで、検証済みで改ざん不可能な公証を作成できます。将来的には不動産の登記記録や特許・著作権の証明など幅広く活用されることが期待できます。
NEM(ネム)のオプトイン
NEM(ネム)が開発中の新ブロックチェーン「Symbol」で利用されるトークン「XYM(ジム)」のオプトイン申請が2020年9月15日に開始されました。
NEM(ネム)オプトインとは
オプトインは、XYMトークンの受領を希望する意思表示となります。
ある時点(NEM財団の公表する特定のブロック高)でNEMの保有者がXYMを受け取る意思表明を示す付与方式で、「手続きの開始」を意味します。
NEM(ネム)オプトインいつから?
オプトインのタイムライン
オプトインは、2020年9月15日に開始されました。スナップショット直前まで有効です。
スナップショットの直前からSymbolのローンチまでの間はオプトインの申請は一旦出来なくなりますが、ローンチ後に、オプトインの申請は再開されます。
NEM(ネム)オプトイン やり方、方法
オプトインを行う事により、NEM NIS1ブロックチェーンから、NEM Symbolブロックチェーン にアカウントの一部情報の反映と、スナップショットの時点に保有していたXEMと同数のXYMが付与されます。
オプトインを行うには、NEMデスクトップウォレットのアップデートバージョンをダウンロードし、オプトインモジュールを使用します。
オプトインのやり方は、NEMの公式HPで詳細に説明されています。
https://youtu.be/EQVexLpMNtI
NEM(ネム)オプトイン 国内取引所
国内の仮想通貨取引所では、対応決定次第アナウンスされるとのことです。
取引所名と対応内容(2020年9月24日時点)
Zaif:本件に関して、当社ではお客様の利便性を最優先とした対応をいたします。方針が決定し次第、ご案内いたします。
https://corp.zaif.jp/info/10974/
Coincheck:当社では本件に対し、引き続きお客様の利益を最優先に考えた対応方針を検討しております。Symbolの配布及びその方法などを含む対応方針の詳細につきましては、改めてお知らせいたします。
https://coincheck.blog/10310
GMOコイン:本件に関して当社では、お客さまの利便性を最優先とした対応方針を検討しております。詳細については、方針が決定し次第、当社サイト等にてご案内をさせていただく予定です。
https://coin.z.com/jp/news/2020/08/6538/
bitFlyer:当社では本件について、お客様の利便性を最優先に考え対応方針を検討しております。対応 方針の詳細につきましては、決定次第改めてお知らせいたします。
https://bitflyer.com/pub/20200908-our-policy-on-the-migration-from-NEM-to-Symbol-ja.pdf
XEM(ネム)のコインチェック事件とは
XEM(ネム)コインチェック事件とは、2018年1月26日に仮想通貨取引所「Coincheck」が外部からのハッキング攻撃を受けたことによって、580億円相当の仮想通貨「NEM(ネム)」が盗難された事件です。
コインチェック事件とは
コインチェック事件は、 悪意のある第三者からコインチェック社員に対して送信されたメール内のリンクを開いたことによる「マルウェア感染」と言われています。このメールからのマルウェア感染によって、Coincheck内でNEMを管理するための秘密鍵が流出し、不正送金が行われたようです。
当時の同社のセキュリティ体制として、流出したNEMを外部のネットワークと接続されたホットウォレットで保管していたようです。これによって、外部の不正アクセスを許してしまい、NEMが不正送金されてしまいました。
北朝鮮のハッカーが関与?
コインチェック事件の犯人は、北朝鮮のハッカーが関与しているとの情報が複数のメディアで取り上げられています。
国際連合安全保障理事会(安保理)の報告書でも、北朝鮮が厳しい経済制裁を逃れるべく、国家ぐるみのサイバー攻撃で外貨等の不正取得を行なっていると指摘しています。
しかしながら、事件の犯人はまだ明らかになっていません。
NEM(ネム)が解決するものとは
NEM(ネム)は実用的な機能を多く兼ね備えた仮想通貨です。NEMは手数料の負担が少ないことから、金融機関のインフラコストの解決につながります。
Symbol(シンボル)で一番注目されている処理速度の向上で、1秒間あたりに最大約4000件のトランザクションを処理できるようになると言われています。
世界展開をしているクレジットカード会社VISAに匹敵する処理速度を実現するため、決済手段としての拡大が期待されます。
NEM(ネム)の導入事例
ネム(NEM)のブロックチェーンを導入した事例として、健康促進アプリFiFiCがあります。
このアプリは、スマートフォンに搭載される万歩計機能と連動することで歩数を記録し、アプリ上でNEMブロックチェーン上で作られたコイン(モザイクトークン)を獲得することができるというものです。獲得したコインは、提携しているお店のサービスと交換することも可能です。
宮古島限定の地域通貨「マリンコイン」にも導入されており、地域活性化にも貢献しています。
NEM(ネム)のウォレット
NEM(ネム)の公式ウォレット「NEM Wallet」がオフィシャルサイトで公開されています。
各種OSに対応したデスクトップクライアント版とモバイル版(iOS/Android)があります。
その他にも、コミュニティの有志で作られた「RaccoonWallet」(iOS)もApp Storeで公開されています。
NEM(ネム)の購入方法
NEM(ネム)は国内の仮想通貨取引所にて購入できます。
・Coincheck
・GMOコイン
・bitFlyer
bitFlierのNEM取り扱い記事はこちら
bitFlyer、仮想通貨XLM(ステラルーメン)とXEM(ネム)の取扱いを開始
ネム(XEM)の今後 将来性は?
ネム(XEM)は機能と利便性が大幅に向上する大型アップデートが決定しています。
ネム(XEM)の今後に関わるカタパルトとは?
ネム(XEM)のカタパルトとは、ネムを大幅にアップデートするプロジェクトを意味します。
具体的には、
・処理速度の向上
一秒間あたりに最大約4000件のトランザクションを処理できるようになると言われています。
処理速度が早いと言われているXRP(リップル)が一秒間あたり1500件の処理速度ですので、いかに顕著にスピードアップしているかがわかります。
・マルチレベルマルチシグ
マルチレベルマルチシグによって、セキュリティのレベルが非常に高くなります。
マルチシグ(マルチシグネチャ)とは、トランザクションの証明に際し、複数の署名(3人中2人など)が必要な仕組みです。
このマルチシグをワークフローにようにいくつかの階層の中で承認していくのがマルチレベルマルチシグです。
カタパルトはいつから?延期?
この大型アップデートは元々2017年から予定されていたのですが、度々延期されてきました。
NEM財団は2020年1月10日に「Catapult(カタパルト)」というコードネームで開発されたブロックチェーンプラットフォームの新しい名称「SYMBOL From NEM」を発表しました。
2020年9月26日には、Symbol のテストネットがローンチしました。
2020年12月に、待望のSymbolのパブリック・ブロックチェーンがローンチされます。
ネム(XEM)のまとめ
暗号資産NEM(ネム)とは何か
分かりやすく徹底解説した記事はこちら
ネム(XEM)は日本にも多数のファンが存在し、現在も注目されています。
NEMといえばコインチェック事件が浮かび上がり、あまり良くない印象を持たれている方もいますが、NEMそのものが悪いことは決してありません。
NEMにはビットコインの持つ課題を解決する性能に加えて、アポスティーユなどの優れた独自機能もあります。 大型アップデートの代名詞であった「Catapult(カタパルト)」は、「SYMBOL From NEM」として正式にローンチまでのロードマップが公開されました。
既にオプトインも開始されています。
オプトインを行う事により、NEM NIS1ブロックチェーンから、NEM Symbolブロックチェーン にアカウントの一部情報の反映と、スナップショットの時点に保有していたXEMと同数のXYMが付与されます。
Symbolの実用化が決まったことで、再びNEMに注目が集まりそうです。
NEMの今までの開発に関連する記事はこちらから
暗号資産NEM(ネム)のカタパルトとは
https://coin-otaku.com/topic/1529
mijin(ミジン)とはなにか?実績も紹介!
https://coin-otaku.com/topic/2305
NEM(ネム)のアポスティーユシステムの紹介
https://coin-otaku.com/topic/2666
NEM(ネム)のモザイクを使うと誰でもトークン発行が可能!
https://coin-otaku.com/topic/2908
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