【伊藤が解説】ビットコインETF、運用額100億ドルを突破！市場の新たな主役へ

ビットコインETF、運用資産総額100億ドル達成

米国で上場しているビットコイン現物ETFが、運用開始から20営業日で運用資産総額が100億ドルを超えました。
ブラックロックとフィデリティがそれぞれ40億ドル、34億ドル相当のビットコインを運用し、トップに立っています。

一方、グレイスケールは過去30日で63億ドルの資金流出がありましたが、2月9日の流出は最小でした。
アナリストはビットコインETFの強さに注目しており、今後取引プラットフォームのデューデリジェンス完了により、資金流入が増加すると予想されます。

ビットコイン現物ETFの運用総額、100億ドルの大台突破

Cointelegraph

ビットコインETF、運用額100億ドルを突破！市場の新たな主役へ

このニュース、 伊藤が解説します。

ビットコインETFの販売から1カ月が経過し、その売り上げ実績と将来の展望が明らかになりました。

当初、ビットコインETFには需要がないと思われ、ETF承認後の事実売りが加速すると予想されていましたが、実際は全く逆の結果となりました。
ETFに対する需要は増加し、取引量も日増しに増加しています。

わずか1カ月で、各社のビットコイン管理総額は100億ドルの大台を超えました。
売り圧力のあったグレイスケールのETFの売りも縮小傾向です。

今後、ビットコインETFを取り扱うプラットフォームの数は増えることが予想されます。
日本の証券会社がビットコインETFを扱い始めると、日本でも大きな買い需要が期待できます。

ビットコインETFが好調を維持するにつれて、新たな問題が発生します。

ETFが市場に大きな影響を与えるため、ETFに承認されない仮想通貨株はマイナー扱いされる可能性があります。
例えば、ソラナやイーサリアムは次のETF候補としてよく話されますが、一方だけが承認されると、コミュニティが一気に偏る可能性があります。

これまで、仮想通貨市場は主に取引所によってコントロールされてきましたが、ETF運用会社やSECなどの規制当局がこれまで以上に影響力を持つことが懸念されています。

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