2022年12月7日20時に配信を開始した、YouTube Live「コインオタク伊藤健次 質問すべて答えます!」の内容をまとめた記事になります。
https://youtu.be/Ou_DNf95OjA
質疑応答
ーーーー以下、抜粋ーーーー
リップル裁判判決後の価格予想は?
リップルの裁判に関しては結構いろんなニュースが出てると思いますが、1番のスケジュールで開示されてるのが、12月22日に全部の裁判の書類が両者から出る、という形になっております。
両者から出たものを基に判決をするという形になりますので、順当に和解もしないという形になっていれば、勝つか負けるかみたいな話に関しては来年になっちゃうわけですね。
ただこの情報が出る前に和解をするんじゃないか、というのが一定数存在します。
今回、12月22日に両方の言い分を全部テーブルに出した時に、どっちがが極端に不利というか、最終結論の情報が出揃った時に、「このまま戦うのは特策ではないですよね」となった時に初めて和解という形になるんですが、和解した時は、おそらく結果が証明できないので、たいしてリップルの価格は動かないと思います。
やっぱり1番動くのが勝ったか負けたかというので、結果的に和解だった時も、これは勝ち側の和解なのか、負け側の和解なのかというのが、情報が出ない可能性があるんですね。
和解になったらあまり変わらないというところなんですけど、勝ったか負けたかとなった方がわかりやすいです。
来年以降、あと2ヶ月後とか3ヶ月後ぐらいに結論が出るんじゃないかなと言われていますが、まず負けた時ですね。
実はリップルって負けたからって無価値にはならないんですよ。
昔のXRPトークンの販売のライセンスについてもSECと揉めてるだけなので、今のリップルに対しての影響力ってほとんどないんですね。
なので、負けたとしても下げは限定的かな、というふうに思います。
逆に勝った時の方がやっぱりインパクトがあるというところで、FXで買うときに、利益と損失、このバランスをちゃんと取りましょう、という形なんですけど、リップル裁判がなんでこんなに投資家の間で話題になってるかというと、下げが限定的に関わらず上げ幅が結構あるからなんですね。
リップルが訴訟で負けた時に0.2ドルいかないと思いますね。
0.3ドルぐらいじゃないかなと思います。
逆に上は青天井かというとそうでもなくて、上になったとしても1.5ドルから2ドルぐらいで予測させていただいてるんですが、それだけでもこの冬の相場の中で言ったら結構上昇すると思いますので、今の価格からすると5倍ぐらい取れるんじゃないかな、という風になっております。
ウォレット保管はシードフレーズだけで大丈夫?
シードフレーズとPrivate key (秘密鍵) が表示されるウォレットでは、保管はシードフレーズのみで大丈夫でしょうか?
シードフレーズとプライベートキーの使い分けなんですけど、昔のウォレットを使っていると秘密キーでログインできたりするんですけど、今はほとんどその仕様は危ないからやっていないと思うんですね。
シードフレーズにしちゃってると思います。
なので、保管してるのはシードフレーズだけあれば大丈夫だと思います。
秘密キーも漏れていい問題かって言うと、秘密キーも情報持ってる人がウォレットにアクセスできちゃいますし、資金を動かすこともできちゃいますので、基本的には両方とも大事。
両方とも同じぐらいセキュリティレベルとしては必要なものになりますので、取り扱いは気を付けてください。
一応シードフレーズだけで大丈夫です。
復帰するときにシードフレーズだけあればウォレットは回復するという感じですね。
ハイブランドのNFTについて
プラダやグッチなどのハイブランドのファッション系のNFTについて、投資対象としてどう思われますか?伊藤さんの見解をお聞きしたいです。
プラダ、グッチがブロックチェーンゲームをやったりNFTを作ったりしてますが、投資対象になるようなものの発表はまだ少ないかなと思います。
実際にメタバースの中で着れるハイブランドの服みたいなものも売り始めてたりしますけど、それを投資対象と言ったら弱いかな、と思います。
今、ハイブランドって、時計とかそういったものってセカンダリーのマーケットがあるから価格として安定するんですよ。
そのセカンダリーのマーケットが作れてないんですね。今のNFTの業界だと。
なので、あまり投資対象としては合わないかなと思います。
かなり先の未来の話をした場合は可能性としてはあるんですけど、今のハイブランドが出すNFTを積極的に投資対象として見なくてもいいかな、というのが個人的な意見です。
ステラルーメンのLOBSTRウォレットについて
$XLM ステラをLOBSTRウォレットで利回りを受け取れるのですが、どう思われますか?Ultra Stelarの yXLMで保有する形です。今はレンディング系は全てハードウォレットの方に退避させています。
ウォレットで利回りが受けられるというのは全然レンディングであると思うんですけど、基本的にはいま資産運用系のものは全部やめといていただいた方がいいかなというのをお伝えしてます。
銘柄によって良い悪いというのは厳密には分かれてくるんですけど、全体的にレンディングって今危ないので、やめた方がいいかなと思います。
利回りを受け取れるってことなので、ステーキングではないと思うんですよね。
何かしらの資産運用をしてると思うんですが、今、資産運用系って投資先がないんです。
投資先がないので、顧客と約束した利回りが払えなくて、崩壊しちゃうプロジェクトが出てきちゃってるんですね。
これも連鎖倒産の中の1つなんですけど。
ちょっと今は積極的にやらない方がいいかな、というのが感想ですね。
POSの証券問題はどうなる?
イーサリアム、POS銘柄の証券問題どうなりそうですか?
SECがリップルの訴訟の次にやるのがこれなんじゃないかって言われてるんですが、まだ具体的にはSECは出してきてないんですね。
POSの銘柄は全部証券法違反だ、というのはまだやってない。
可能性がありますと言ってるだけなんですね。
その可能性の問題が今後訴訟まで発展するかどうかなんですけど、その手前の状況でSECは別のことをやってくるんじゃないかなと思います。
まず1個考えられるのが、ステーブルコインの話の方が先に来ると思うんですね。
なので、おそらくステーブルコインの法律を作らないといけない。
ウォレットのIPアドレスの話をやらないといけない。
いろんなものやらないといけない、の後に、イーサリアムを始めとしたPOS銘柄をやると思います。
POS銘柄がなんでそんなに先になるかというと、誰が訴訟先なのかわからなくないですか?
もちろん1番大きいのはイーサリアムなんですけど、POSを全部訴えるとなったら、当然1社だけじゃなくなっちゃうわけですね。
すごく規模の大きい話に発展してしまいます。
なので、POSの訴訟問題に関してはさわらない可能性もあるんですね。
SECが訴訟まで発展させないという可能性もあります。それぐらいの話だと思ってください。
もちろん、楽観的に「もう絶対なかったことになる」という問題でもないんですけど、そこまで気にしてイーサリアムとかPOS系の銘柄の投資を控えるというほどのものではないかなと思います。
ハードウォレットでのステーキングのハッキングリスクは?
ハードウォレットLEDGERなどで繋いだウォレットでステーキングをしている場合、ハッキングリスクはありますでしょうか?(例えばカルダノADA) ステーキング中のトークンは、LEDGERに入っているのか、ステーキング元が動かせる状態にあるのか、構造がよく分からないです。
ハードウォレットでステーキングしてる場合のハッキングのリスクはほぼないですね。
普通にステーキングをしてるからとかしてないからではなく、ウォレットのハッキングリスクと同等になりますので、ハードウォレットのレジャーの時点でかなり堅牢にはなります。
(構造については)仮想通貨を触った方がステーキングするときに1番最初に引っかかる問題で、
ハードウォレットってどこに入ってんの?どこに仮想通貨保管されてるの?という問題と、
ステーキングしてるというのは自分のお金が向こうに行っちゃってるのか、それとも手元で管理されてるのかって、わからないですよね。
構造をお伝えすると、ハードウォレットというのはログインの鍵です。物理的な鍵です。
その鍵を持ってないと何もできないというのがハードウォレットになりますので、ハードウォレットの中に入ってるのではなくて、ちゃんとブロックチェーン上に資産は入ってるんですね。
ハードウォレットという物理的なものにもし仮想通貨が入っていたら、ブロックチェーンから切り離されちゃうという感じになると思うんですけど、一応ブロックチェーン上にちゃんと存在していてオンラインの状態なんだけど、そのハードウォレットを持ってないとブロックチェーンにはアクセスできない、という形になっております。
なので、この鍵を取られないでくださいね。
人にこれを取られちゃったら、結局ハードォーレットのセキュリティというのは意味がなくなっちゃうって形ですね。
ステーキングの話なんですけど、ステーキングってのはロックしてるだけです。
自分のウォレットの中に入っている資産をロックして取り出せないようにしているだけです。
なので、仮想通貨は自分の管理の外には出てきません。
ステーキングでハッキングされるなんてことは過去にないんですけど、ウォレットのハッキング、ブリッジのハッキング、あとは流動性を提供してるところのハッキングがあると思うんですが、これってお客さんの資産が取られてるというよりも、プールされてるわけですから、誰のものかわからない状態のものが取られてるに近いんですね。
そのプラットフォームを使ってる人たちが、全員均等に被害を受けてるような感じになります。
個人の誰々さんの仮想通貨をハッキングしてるというより、プラットフォームリスクというのは、全体に満遍なくリスクがあるような、そんな感じですね。
ステーキングサイトでハッキングされたというニュースはあまりありませんので、そこは安心していただいていいかなと思います。
米国のリセッションよる影響は?
来年のリセッションの話題がまた大きく取り上げられてますが、株式、暗号資産はどれくらい落ちると予想されますか?株式投資はしたことがないので、どれくらいの影響があるか分からないです。
もしリセッション、景気交代というのがあれば株式投資は当然落ちるんですが、もう銘柄によっては落ちてますので、今世の中で起きているものを事例にして判断していただいてもいいかな、と思います。
今回、暗号資産がどれぐらい落ちるのかってことなんですけど、厳密には相関関係があるんですけど、100%あるわけではありませんので、ちょっと気を付けていただきたいんですね。
今年始められた方というのは、例えばビットコインとアメリカの株がすごくリンクしてる風に見えると思うんですが、相関関係が始まったのはここ2年の話なんですね。
3年前は相関関係がほぼ無い状況になります。
来年、仮にリセッションになって株が大きく下がったとしても、仮想通貨も下げるような、そこはイコールでは繋がりません。そこだけちょっとご注意ください。
当然、景気の後退になれば株式は下がります。
今はある程度相関関係がありますので仮想通貨も下がるんですが、仮想通貨は仮想通貨でプラスの流れもあるんですね。
そこで打ち消し合う可能性があるので一概にガツンと落ちるという予測がしにくいのと、ビットコインの底値って1万2000ドルなんですよ。
1万2000ドルいかないなというのはトレーダーさん界隈が言ってるところで、伊藤個人的には、来年、仮に景気後退、FTXショックの連鎖倒産含めて起きた時に、1万4000ドルとか1万3000ドルが1番の下落幅なんじゃないかなと思います。
来年リセッションされるというニュースは実は今は引き気味で、むしろ来年景気は安定すると世論調査の結果は出ておりますので、そこはあまりネガティブになりすぎなくてもいいかなと思います。
リップル勝訴で10ドルいく?
リップル裁判勝訴で、リップル10ドル何年にいきそうですか?10ドルいきませんか?
リップルが1000円行くんだと北尾会長が言ったやつですね。
すごく言いにくいんですけど、いかない派ですね。
一応、リップルがすごくいい銘柄だというのはお伝えはしてるんですが、どうですかね。
例えば、リップル10ドルのマーケットってどうだろう。
圧倒的に経済の中でリップル使ってるような場面ですよ、それは。
あまり想像つかないと思うんですね。銀行の基幹システムが全部リップルとか。
今はアフリカとかそういったところでリップルが広がってるんですけど、先進国でもほとんどの金融機関がリップルを採用という状況になったらこうなりそうなんですが、SBIさんは一旦解除しちゃってる状況なので、たぶん先進国でリップルのシステムを組み込むのは難しいんじゃないかな、とは思います。
もちろん採用するところはあると思うんですが、今、日本がやろうとしてるのは、日本で作ろうとしてるわけですね。
日本の民間企業がリップルに相当するものを作る形になってますので、体力がある先進国はリップルの競合のものを作っちゃうので、なかなかマーケットをそこまで席巻できないんじゃないかなと、個人的に思います。
別にネガティブに言ってる意味ではないんですけど、10ドルが高すぎるという話ですね。
バイナンスが世界一になった理由は?
バイナンスが世界一の取引所になった主な理由はなんですか?当時の様子などをお伺いしたいです。
実際にバイナンスが誕生してから1位になるまでを見てましたし、取材をしたこともあるので当時の様子はお伝えできるんですけど、1番の理由は情報過多になった時にバイナンスがまとめてくれたんですね。
当時何が起きたかというと、もちろんバイナンスさんよりも前に世界ナンバーワンの取引所はあったんですけど、Huobiとかね。
そこら辺も1回世界ナンバーワンになってたと思いますけど、その時って何かというとなんでもかんでも上場してました。
1つの取引所で1000銘柄とか2000銘柄とか。
なんでもかんでもみんな好き勝手に売買して、取引高が1番いいところが上みたいな形なんですけど、バイナンスはそこに何を持ち込んだかというと、「我々が判断します」という話ですね。
日本と世界の取引所の、ちょうど真ん中のバランスがいいことをやったのがバイナンス。
大体100銘柄ぐらいで最初スタートしたんですけど、その100銘柄が上がったわけですね。
バイナンスに上場する銘柄って何も調べずにそれだけ買ってれば勝てるじゃん、他の取引所よりも利益あるじゃん、という形になったわけです。
これで押し上がりました。
当然まだ磐石なものではなくて、ここからまた競争があるわけですね。
バイナンスがいくら選んでもそんなに利益出ないじゃないですか。
冬の時代になっちゃうとどれだけ銘柄選んでもしょうがなくて、どちらかというと経済を作り出すことの方が重要になってくる形になってきて、もちろんバイナンスさんも挑戦してるわけですね。
バイナンスチェーン作ったりDEX作ったりとか色々やってるんですけど、また次の新しいニーズに変わってくると思います。
そうすると、世界ナンバーワンの取引所はバイナンスでなくなる可能性も十分あります。
ヘデラ・ハッシュグラフはなぜ日本で取り扱われない?
ヘデラハッシュはとても有望だと思うのですが、なぜ日本の取引所で取り扱われないのでしょうか。
ヘデラハッシュを含め有望なブロックチェーンとしてカウントされてるのが金融のライセンスを取っていて、国とかそれぞれの国の大手企業が採用してるブロックチェーンがあるんですけど、そういったものをなんで日本で取り扱わないのか。
日本の取引所もビジネスでやっておりまして、収益性を考えた時に良いものだけをあげてもしょうがないというか、難しいと思います。
ヘデラもそうだと思うんですけど、チェーンが複雑なはずなんですね、こういったものは。
よくイーサリアム系の銘柄は簡単にバンバン上がるというのは、そりゃそうで、仕様がイーサリアムなんですよ。
なので、コストがかからないし、セキュリティリスクもほとんどない。
ウォレットは自社で開発する必要もないし、カバーするサービスもいっぱいあるという状況になるんですけど、独自チェーンとか少し気のきいた技術になってくると、全部、取扱う取引所が作らないといけないんですね。技術者の教育も必要になる。
いいものが必ずしも上場するマーケットではないですね。
そういったところで、今、日本の取引所は新規の銘柄をバンバン上場させるよりも、やっぱりNFT側に力を入れている部分があるかなと思います。
NFT側に力を入れている理由は、仮想通貨に力が入るとセキュリティのコストが高くなっちゃうので、採算が合わなくなっちゃうんですね。
後から上場廃止にするのもまた厄介になるので、たぶん様子見をしてるんですね。今この市場は冬の時代だと。
春になったら新規の仮想通貨を上場していこう、という形になると思います。
NFTだとか、ちょっと別の産業に力を入れてるのが今の日本の取引所の状況なんじゃないかなと思います。
ハッシュグラフのブロックチェーン技術について
へデラ・ハッシュグラフ HBAR のノードに、GoogleやIBM、日本の野村など、大企業が参加しているみたいなのですが、ハッシュグラフという技術について、伊藤さんの意見を聞いてみたいです。
基本的にはブロックチェーンといわれているものって、どうやって信用を担保するのかとか、どうやって自走するのかというものをやっているので、いろんな技術が出てくるんですが、
伊藤は技術者じゃないので技術の致命的なデメリットとかメリットというのは言えないんですけど、
なんでみんなブロックチェーン競争をしてて唯一無二の1個のブロックチェーンがないんですか、というものに対しては答えられるんですね。
これはトレードオフの関係なんです。
ヘデルハッシュのハッシュグラフという技術は何を切って何を採用したのか、というような目線でチェックしてみていただくといいと思います。
ビットコインは何を切ってるのかというと、結果的にそうなったんですけど、取引のトランザクションのスピードとかそういったものは犠牲にしてるわけですね。
犠牲にしてるけど、非常に堅牢なシステムにしております。
ビットコインはある一定のところまでは決済に使える形だったんですけど、いま人が増えた結果、論調としては、決済には変えられないという話になってきたわけですね。
イーサリアムも似てますね。
イーサリアムもある程度トランザクションが軽くなってたくさん捌けるようになった状態で、且つセキュリティも担保してる状況だったんですけど、結局人が増える量に対して追いつかないという形になっております。
イーサリアムよりも早いとか、イーサリアムよりも手数料がかからないブロックチェーンが出てきた時に、今度は安全性が脅かされていて、ハッキングされたり止まったりという問題になるんですね。
完璧なものがないのは常にトレードオフの関係があるためで、今生き残ってるメジャー銘柄はトレードオフの結果、安心安全を採用してるという形になります。
それをイメージして、今後出てくる新しい技術を評価してみてください。
オプティミズムのVelodromeについて
optimismが大好きで、今年の夏頃に「Velodrome」という通貨を購入しました。以前、伊藤さんがdefiバブルの可能性について言及していましたが、veloはこのまま持っててもいいでしょうか?それとも有名な通貨に乗り換えた方がいいでしょうか?
ブロックチェーンとDAppsって言うんですけど、今回で言うとVelodromeですけど、これはちゃんと関係性があるわけですね。
ブロックチェーンだけだったら誰も何も使えないという状況になりますので、絶対に代表的なDAppsというのが作られます。
オプティミズムの代表的なDAppsがVelodromeなので、オプティミズムがいま初動の段階である限りはVelodromeを応援し続けてもいいかなと思います。
だんだん、次にもっといいもの、もっといいものというのが出てくると思うんですけど、ブロックチェーンの短い歴史で見ると、1番最初に作ったDAppsはずっと後半まで残りますから、オプティミズムとVelodromeは長い関係にはなると思います。
なので、持ち続けていただいてもいいと思います。
Velodromeを別の銘柄に入れ替えたいとなったら、それはオプティミズムから外れちゃう話になっちゃうんですよね。
オプティミズムが好きで、オプティミズム関係でDAppsをさわって資産を運用したいとなると、もうVelodrome一択といってもいいかなと思います。
バイナンスからバイビットに移しても大丈夫?
資金の流し先としてバイナンス以外だと、バイビットは大丈夫でしょうか?
海外取引所から海外取引所に流して大丈夫かというお話だと思うんですが、ダメですね。
これはあまりやらないでくださいとお話をしております。
別にバイビットさんだからマズイと言ってるわけではなくて、海外取引所は基本的に全部、今は一旦控えていただいた方がいいかなとは思います。
今回バイナンスから資金を出さないといけない状況になったのであれば、本来であれば海外取引所で1番資産を残しておくところってバイナンスなんですよ。
なので、バイナンスをやめるのであれば、もう完全に日本の取引所だけですね。
日本の取引所、もしくはウォレットに入れてみてください。
バイナンスはこのまま使い続けられる?
バイナンスの日本語表示がなくなりました。このまま英語表記のまま使い続けることができるのか、それとも日本人は追い出されてサクラエクスへ移行させられるのかどちらだと思いますか?イーサリアムとポルカドットのステーキングはどうなりますかね?
バイナンスの日本語表記なくなったのは、日本人がこれから使えなくなるよという表れですね。
まだ使えますけど、十中八九、かなりの確率で日本人は使えなくなります。
別にそれは資金が没収されるような話ではなくて、資金を移動してくださいという案内は出ると思います。
サクラエクスチェンジビットコインがバイナンスジャパンとかに名前が変わるのかな、という感じはします。
ステーキングというのは、仮想通貨の取引所とか、例えば今回のFTXショックとは独立してるものになりますので、イーサリアムもポルカドットもステーキングは問題なくできますし、今後も危ないということはないので、やり続けていただいて大丈夫です。
もし、バイナンスのサービスとしてイーサリアムとポルカドットのステーキングをしてましたとなれば、おそらくバイナンスで使ってたサービスは一旦全部解約になって、戻される形になると思うんですね。
例えば、もう日本に移動してくださいねというのを無視し続けて何もしなかったらどうなるかというと、おそらくサクラエクスチェンジビットコインの口座の方に強制的に全部の資金が移動されて、KYCして引き出してくださいねという案内になると思います。
この一連の流れはFTXでやってます。
FTXグローバルがFTXジャパンになるときに、もうやり済みになっております。
リップル過去最高値更新はある?
XRP過去最高値更新(400円ぐらい)するのはあると思いますか?またいつ頃なら可能性がありますか?(笑)
大体400円ぐらいってことなんですが、これ日本の過去最高値なんですよね。
日本のマーケットであまりリップルって動いてないのでドルベースで考えないといけないのと、どこが牽引してそこまで価格を上げるかってことなんですが、来年はまだないかなって感じはします。
仮想通貨ってどんどん価格が上がっていくイメージがありますけど、仕様によってはそういう設計になっていないです。
リップルもそういう仕様にはなってないんですね。
無限に価格を上げるような形にはなっておりません。
そこそこの価格のところで、ある程度、資産運用みたいなものは手じまいをしていただいたらいいかなというのは、個人的なものですね。
MATICはレイヤー2?サイドチェーン?
MATIC(Polygon)ってレイヤー2ですか?それともサイドチェーンですか?
これが何度も何度も入れ替わってるという感じなんですけど、ポリゴンは両方言ってます。
レイヤー2となると、完全にイーサリアムのための形で、ほぼイーサリアムですね。
レイヤー2というのはイーサリアム自体なので、MATICというのが取り込まれるような感じになると思うんですが、MATICってレイヤー2で起きたプロジェクトではなくてサイドチェーン独自のサービスとしてもやってますので、両方とも生かした状態で今後も展開するんじゃないかなとは思います。
ライトコインは匿名ブロックチェーンなのに規制されない?
LTCはMimbleWimbleを採用しているのに、何で規制当局に刺されないのですか?
ミンブルウィンブルというのは匿名系のブロックチェーンの技術のことなんですけど、本来、この匿名系の技術を採用してると、日本だと取り扱いできないとか、世界でも取り扱いできない傾向があるんですが、なんで大丈夫なのというと、選択式だったはずですね。
そういう使い方もできるんだけど、普通に使えるブロックチェーンゲームというのと、誕生した時には匿名性のものがなかったので、一応大義はある。
最初から匿名チェーンという形で立ち上がってないので、一応採用はできてるんじゃないか、残ってるんじゃないかって感じですね。
ただ、やっぱり中央集権の会社からすると、匿名の決済ができるブロックチェーンに関してはリスクがありますので、どこかでリジェクトされるというか上場が廃止になる可能性はあると思います。
ライトコインについて
litecoinが半減期前で上がっているといわれていますが、伊藤さんの見解をおきかせください。
半減期って売り圧が減るというだけなんですよ。
当然、売り圧が減ったら価格は上がりやすくはなるんですけど、他の要因の方が大きいですよね。
例えば、仮想通貨冬の時代だとか取引所の連鎖倒産ラッシュだって時に、売り圧が多少減ったというのが、ちょっとカバーとしては弱くて、半減期というのはポジティブな流れを少し後押しするぐらいの話ですね。
何もかも今の外部環境を帳消しにできるという勢いは半減期にはありませんので、ライトコインの半減期で上がる感じはちょっとないかなと思います。
ビットコインのライトニングネットワークについて
BTCのLNはモネロレベルのプライバシーを持つときいたことがあるのですが、ご存じですか?
ライトニングネットワークでプライバシーを持てるというのは、あまり聞いたことがないですね。
プライバシーブロックチェーンで1番技術力が高いのがモネロなので、これを聞いてる皆さんはモネロは触らないでください。
モネロを触ってる時点で犯罪を疑われてしまいますので、ご注意ください。
FTXジャパンができたあともグローバルを使えた日本人がいたのはナゼ?
なんでFTX japanが始まった後でも、FTX globalを使えていた日本人がいるのですか?
日本人かどうかというよりも、居住ですね。
どこ居住の申請を出していたかというところで結構違います。
逆に言うと、日本人だけど日本の取引所を使えない方もいらっしゃいます。
どこの居住権を持ってるかというのは大事ですね。
日本のCBDCでステラルーメン採用の可能性は?
日本のCBDCにステラルーメンのブロックチェーンの技術が採用される可能性は低いですか?
はい、低いですね。
特にステラがって着目されてるわけでもなんでもないんですよ。
日本のCBDCってブロックチェーンを使うかどうかすらまだ確定してないんですね。
ブロックチェーンの検証をした結果、デメリットもあるよねというところで絶対に採用しないとは言ってないんですけど、ブロックチェーンも候補の1つにして止めている、という形になります。
FLRトークンについて
FLR が配布されて上場するとどうなると予想しますか?
まだ上場されるかどうかが未知数なんですけど、1月9日ですね。
配布されて、上場する場合はその時に上場って感じなんですけど、微妙ですね。
冬の時代がまだ回復したかしてないかってところだと思うので。
タダでもらえるトークンになりますから、ちょっと下落しやすいかなと思います。
エアドロップ系の銘柄って配布された瞬間けっこう下落するので、もちろん応援して持つという方もいらっしゃると思うんですけど、下がりやすい相場だというところは認識しといてください。
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いよいよリップル裁判の最終判決が今月から来月にかけて出そうですね。勝訴、和解、敗訴の3パターンの、それぞれのリップルの価格の予想を教えてください。