中国初の中国人民元(CNH)ステーブルコイン誕生
世界的なステーブルコイン開発競争が加速する中、中国のAnchorX社は香港でCNH連動の「AxCNH」を発表しました。
これは一帯一路参加国との国際取引円滑化を狙ったもので、過剰担保型として安全性を確保しています。政府債務や法定通貨預金で裏付けされています。
各国が法定通貨をデジタル化し国際需要を高める動きは、インフレ抑制や政府債務軽減に直結する可能性があり、地政学的にも重要な動向といえます。
中国初のCNHステーブルコインが登場、世界的な開発競争が激化
Cointelegraph
ステーブルコイン覇権争い、日本の課題

世界各国でステーブルコイン競争が加速しており、日本もすでに参戦しています。
法定通貨ステーブルコインの需要はその通貨の信頼度を示し、ここで優位に立つことが次世代の覇権を握る重要な要素です。
金利面を考えると日本はシェアを奪われやすいため、積極的な展開が不可欠となります。
国民にとっては資産分散の選択肢が増える一方で、過度に繋がった世界経済では関わる情報範囲が広がります。
為替の格言「知らない国の通貨は持つな」があるように、今後はステーブルコインを通じて広範な情報収集が求められ、AIの支援も不可欠です。
Web3は今後の世界経済を理解するための必須科目となります。
その他のおすすめ記事
【伊藤が解説します】ビットコイン上昇も熱狂薄れ、新たなブームに注意
【伊藤が解説します】日本で拡大する「仮想通貨株主優待」ブーム
【伊藤が解説します】仮想通貨ETF、拡大のカギは運用高シェア
無料LINE登録で仮想通貨の最新情報を受け取ってください↓
https://line.me/R/ti/p/@425pnuln
この記事を書いた人
-
「暗号資産市場の最前線を知る男」として世界中の暗号資産界隈の人脈を持ち、国内外のイベントに引っ張りだこ。
現在、毎週TwitterとYoutubeにてLIVEを発信中。
▶︎Twitter ▶︎YouTube ▶︎LINE
最新の投稿
ニュース2025年9月26日【伊藤が解説】ビットコイン需要減退、半減期アノマリーは終焉か
ニュース2025年9月25日【伊藤が解説】L1チェーン競争は「中立性」と「相互運用」へ進化
ニュース2025年9月25日【伊藤が解説】米政府閉鎖リスクで市場に過剰反応、資産バブル加速の懸念
ニュース2025年9月24日【伊藤が解説】Binance経済圏が再注目、ASTER急騰とDEXブームの裏側