G7国債利回り急騰、BTC再評価の行方
米国や欧州、日本、英国で長期国債利回りが急騰し、米30年債は5%接近、仏国債は4%超、英30年債は27年ぶりの高水準、日本30年債は過去最高を更新しました。
背景には各国の急速な債務拡大があり、市場では「G7国債市場の崩壊」とも指摘されています。
歴史的にインフレや財政赤字による利回り上昇時にはビットコインが「デジタルゴールド」として評価されやすく、直近もBTCは3日間で4.2%上昇。今後は金と並ぶ避難先として資金流入が注目されます。
G7長期国債利回り急騰 ビットコインは「デジタルゴールド」として再評価されるか
Cointelegraph
世界統一通貨としてのBTC現実味

ビットコインが「世界統一通貨」になるという黎明期の夢が、現実味を帯びてきました。
先進国で長期国債利回りが急騰しているのは、利息をつけても通貨が買われないというメッセージであり、世界共通の現象です。
次に注目されているのは金ですが、通貨機能には不十分です。そのため各国政府はステーブルコインの法整備を急いでいます。
しかしWeb3の視点からは「世界通貨はビットコインでよい」という結論になります。
かつて「法定通貨が終わるとき、ビットコインの真価が発揮される」と語られていましたが、2025年になり現実味が増しています。
時代の転換期には不安もありますが、5年後10年後にはビットコインを裏付けとした世界統一デジタル通貨が当たり前になるかもしれません。
日本円は1946年、米ドルは1971年に不換通貨化、ユーロは1999年に誕生、そしてビットコインは2011年に始まりました。
法定通貨が永遠に続くと考える方がむしろ不自然です。
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