ウォール街はETHを選択へ、年末1万ドル予想
ビットマイン会長トム・リー氏は、韓国で開かれたKorea Blockchain Weekで、イーサリアム(ETH)は中立的で堅牢なチェーンであり、ウォール街が選ぶ基盤になると発言しました。
AIやロボット経済での活用も想定され、世界的需要拡大が見込まれるとしています。リー氏は2025年末にETHが1万~1万2,000ドルに達すると予測しています。
「米ウォール街はイーサリアムを選ぶ」ビットマイン会長が年末価格1万ドル予想
COINPOST
L1チェーン競争は「中立性」と「相互運用」へ進化

L1チェーンの競争軸は、これまで技術力が中心でした。ブロックチェーンの強みは技術にあり、技術チームの実力や開発力が定量的に評価され、投資家にも受け入れられてきました。
しかし現在は、主要チェーンの技術力が均衡しつつあり、今後は「いかに中立で透明性が高いか」が重要視されます。
特にイーサリアムのような大規模プロジェクトは、その中立性を維持しやすく、インフラとしての成長がさらに期待されます。
一方で、その他のL1チェーンは特化型の需要を生み出す役割へとシフトし、やがてインフラチェーンと繋ぎ込まれることで存在感を高めるでしょう。
結果としてインターオペラビリティ(相互運用)やニッチ分野に特化したチェーンが再評価される流れとなります。
今後の市場は単なる「仮想通貨バブル」では語れず、各チェーンの得意分野を深くリサーチすることが必要です。
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